ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会。

心理カウンセラーという名称を捨てよう

「心理カウンセラーという名前を捨てよう」と私は思ってます。

 とある資格名でこのブログを運用していたのですが、その資格名を使うのはやめました。さようなら全〇連。

 ついでに心理カウンセラーという名称を使うのも止めようと考えています。私がカウンセラーであることは、疑いようもないのですが「心理」と冠につける必要もないかなと。このブログの更新も久しぶりなんですが、こういうこと書くならここがベストだと思うので、ちょっと書いてみますね。

 

①業界団体はそろそろマジで踏み込むところを考えよう

 このたび、LGBT検定というものができました。こういうやつ。

 まあ、そりゃ炎上するよね、という話です。LGBTの方々が仰る通りです。当団体のHPにも、全〇連が認めるプ(伏字)心理カウンセラーの認定相談機関なら有料で・・・などと香ばしい文章が並んでおり、流石にもう疲れてきたなと思うばかりです。

 基礎中の基礎をセミナーして「検定」という名のもとに集金していく。割と高額。いつのビジネスモデルだよって話で。15年前から何一つ成長できてないだろって。それ、誰の役に立つんだよ。

 これをどこか民間の会社が行うなら、まだしょうがないと思えるのです。「売上作るのに必死なんだろうな」と生温かく見つめることもできるのです。それを、なんで業界団体でやるの?って話です。うちも含めて、その業界団体に所属していたスクールがつぶれまくったことも知っているので経営が厳しいことは重々承知ですが、それはそのスクールの営業努力についての話です。団体のお偉方は、本当にこれで良かったのでしょうか。

 

②個別には素晴らしい方もたくさんいる

 尊敬するカウンセラーにLGBTの方もいらっしゃいますが、そちらの方まで叩かれる始末です。「いや、この人は関係ないだろう」と言ってあげたいですが、昔から全く関係なかったとは言いにくいわけです。でも個別に、今は関係なく素晴らしい活動をされている方もたくさんいらっしゃるのです。元全〇連であることは確かでも、今は袂を分かっているのなら、それで良しとしてあげてほしいのです。

 もし、まだピンクのバッジをつけている方がいらっしゃったら、そろそろ外しても良いのでは、と思うわけです。ここからがいろんな意味で本番だと思います。経営に困ったところを後で責めてもどうしようもないことになります。自己責任でお願いします、とか書くと怒られるのかな。

 もうカウンセラーたちは、自分で立った方がいい。自分で立った後、チームになるほうがいい。

 

③心理カウンセリングとは何を指しているのか

 チームということで、個人的な話になるんですけど、心理カウンセリングとスピリチュアル系の話も少し。先日カウンセラー仲間とイベントしたんです。

 「傾聴」メインでいこうね!ってコンセンサスとってたつもりだったんですが、始まったらいきなりスピリチュアル系全開だったんです。いや、別にスピ系でもいいんですよ。でもじゃあ、その前の話し合いはなんだったの?っていう話なだけで。まあ、スピ系だったら関わってなかったけど。

 その時、「ああ、みんな、ちゃんとした心理カウンセラーになりたくないんだろうな」と悲しく思ったんだけど、「ちゃんとした」って何だろうって考えてしまったんです。「ちゃんとした」の定義は兎も角、私がそれになりたいわけじゃなかったんです。

 私は、もう一歩を踏み出せない誰かに寄り添ったり、背中を押す人であれば良くて、もっと言えばその仕組みを作る人であれば良くて。それは「心理」カウンセラーという名前でなくても、いくらでもできるなと。そこに仕事はめちゃめちゃあるから。

 

おわり

そんなことがいくつか重なって、心理カウンセラーの「心理」という部分を捨てようと思ったのでした。僕は「聴くチカラ」を伝える人で十分です。

 

ちょっと重荷が取れたので、これからは、もっとくだらないことをどんどんブログに書いていこうっと。久しぶりにはてなブログに書いたけど、めっちゃ書きやすくていいな。

 

※いろいろあったけど、赤いパスタめっちゃ美味しかった。こちらの方に作っていただきましたよ。ぜひご一読を。

kikuchikara.hatenablog.com

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