ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会。

初対面×聴くチカラ=信頼関係

 前記事に引き続き、私のセミナーのfacebook投稿をまとめています。

 今回は、信頼関係を得るにはしっかり聴くことが大切だという話です。下記のようなタイトルですが、コンサルの方以外にも、もちろん参考になると思います。

 

コンサルティング力をアップし満足度を高めるスキル~

「聴くチカラ・引きだすチカラ」講座
北九州創生塾(in秘密基地) 講師 中川 康文
10月12日(水曜日)19:30 - 21:00

 

 講座の内容

 聴くことは、対人関係のお仕事の方にとって、重要なスキルです。事業創出など、新しいプロジェクトをうみだす立場にある人やコンサルタントなど、仕事の上流に位置する方々が絶対に知っておきたいスキル。それが「聴く力・引き出す力」です。

 相談を受けた時、相手の状況をよく考えず、問題を解決しようとしていませんか?せっかくアドバイス求められたのに、勝手な思い込みで答えていては、信頼は得られません。「話を聴くこと」と「解決すること」は、全く別物なのです。

 相手の状況を正確に把握し、短時間で信頼関係を築くことを可能にする技術。もつべき考え方とテクニックについて、理論を交えながらお話させていただきたいと思います。ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

 

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 聴くことがいつもスタートライン

 この度「聴くチカラ」についてお話しさせていただく中川と申します。ビジネスはまず「聴く」ことがスタートライン、という視点からお伝えいたします。ビジネスだけでなく、様々なコミュニケーションの場面では、相手のニーズを「引き出す」ことが成功への道ですよね。でも、ちゃんと「聴く」のは意外と難しいと思われている方も多いかもしれません。でも、実は、誰もが「聴く」スキルをちゃんと持っています。今までに必ず実践したことがあるスキルです。思い出せるかどうかだけがポイントです。

 答えを言ってしまえば「相手を本当に認めること」です。「そうだよね~」という方はもうバッチリです。「全然わからない~。」という方は個別にお声がけください。「なんとなくわかるんだけど、具体的にどうすれば?」という方にご受講いただけますと幸いです。今回の話はそんなあなたに向けた内容をご用意しております。毎日お忙しい中とは思いますが、ぜひお越しください。

 

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 人との関わりそのものが「心の栄養」

 北九州フードフェスティバルに来ています。素晴らしい交流の場ですよね。人との関わりや交流が「心の栄養」だと思いますし、それが生きる意味だとさえ思います。今回お伝えする「話を聴く」という行為は、とても濃密な人との関わりです。しっかり聴いてもらうことは、誰にとっても嬉しいことではないでしょうか。講座では、その嬉しさを体感してもらえれば、私もとても嬉しく思います。

 

 聴くチカラで解決できること

「聴くスキルが具体的に役に立つの?」という質問をいただくこともあります。もちろん様々な場面で活用できるのですが、5つポイントを挙げてみます。


・「最後まで聴く」ことで、安心感を与え、より濃密な信頼関係が構築できる。

・「感情を聴く」ことで、共感のメッセージが伝わり、距離感が縮まる。

・「より深く聴く」ことで、プレゼンの際に高次のニーズを引き出すことができるようになる。

・「疑問をそのままにしない」ことで、会話の理解が深まる。

・「今ここを聴く」ことで、過去の体験に囚われず今の問題点にフォーカスできる。


 仕事や恋愛、家族、友人といったコミュニケーションの中で必要なものがたくさん詰まっていると感じていただけるのではないでしょうか。お互いが認め合える関係を作るためには「聴くチカラ」が大切なんですね。

 

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 講師自身の話

 ちょっと自分の話をさせてください。

 実は私、人の話を聴くのはとても苦手でした。誰かと会話しているときには、相手の話を遮って、いかに自分の言いたいことを挟み込むかだけを考えていました。(もちろん今もその癖は残っています。)心理カウンセラーの学びを続けていても、上手に聴けるようになったとは言い難い自分がそこにはいて、「中川さんには聴いてもらっている感じがしない」と実際によく言われていました。スキルとして頭では理解していたつもりだったのですが、できなかったんですね。で、秘密基地に来るようになって3年弱くらい。なんとなく体感で「聴く」ことの良さが理解できてきました。

 どういくことかというと、私にとって、秘密基地に集う人たちの話は、どの方のお話も圧倒的に面白いんです。面白いと感じたら、もちろん聴いてしまいますよね。映画を見たり、本を読んだりするのとほぼ同じ感覚です。現実に存在する人の物語を聴く方が面白かったんです。私にとっては、流行りの映画を見るのにお金を使うよりも、門司港バナナマンの漫談を聴く方が数倍楽しいことなのです。

 

 そうしていろんな方の話を聴きまくっているうちに「聴くチカラ」担当になっていました。今も、自分が「聴く」ことが上手だとは、正直あまり思っていません。でも、自分にとって、誰かの話を聴くことは本当に面白いことだと気づきました。好きな人達の話であれば尚更です。たぶん、それが自分にとっての「在り方」なんだと思います。今日来ていただける方にも、残念ながら「興味あり」で参加できない方にもお伝えしたいのは、

 

 好きな本を読むように、好きな映画を見るように。

 自分が聴きたい人の話だけを、聴けばいいんです。

 大切な人のことをわかりたい、もっと深く知りたい。

 その気持ちに気づくだけで「聴くチカラ」は、

 すでにあなたの中にあります。

 

 ってことです。というわけで、今日は「聴く」ことを極上のエンターテイメントに変える方法をお伝えします。

 そして最後になりますが、秘密基地や創生塾つながりで私にお話しいただいた方々、すべての皆さまに、本当に感謝しています。心から。また、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 追伸:今回は「聴くチカラ」だけでなく「感情」についてもしっかりお話しさせていただきます!「ワクワク」をとても簡単に増やす方法をお伝えします。こちらもお楽しみに!

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 ご参加いただいた皆様へのお礼

 昨日は本当にありがとうございました。いきなりイメージを体感していただく話でしたが、皆様、とても凄かったです。とても上手でした。良い意味でちょっとビックリしました。

 それと、ちょっと私の感覚的なものにはなりますが、お伝えさせていただきますね。私はセミナーや講座では「私の元気をお渡ししたい!」という姿勢でお話しさせていただくことを心がけているのですが、昨日は、皆様の交流から生まれたエネルギーが満ちて、むしろ私の方が元気をいただいたなと思っています。セミナーさせていただいて、元気になって帰ることなんて、本当に珍しいことなんです。

 だから、もし、ご参加いただいた皆様が、何かポジティブな何かを持って帰っていただいたのなら、それは、私からのものではなく、「皆さん自身が元々持っていたもの」や、「たまたま隣になった人との交流で生まれたもの」です。それは、私が胸を張って言えることです。その意味で、とても良い90分だったと言えるのではないでしょうか。

 また、皆様お忙しい中のご参加にも関わらず、時間が少々オーバーしてしまったこと、お詫びいたします。では、またお目にかかれることを、楽しみにしています。ありがとうございました。

 追伸:手を回すだけで増えるワクワク。これからも体感してください!

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といった感じでセミナーしています!

傾聴について詳しく知りたい方は、前の記事も併せてお読みください!

 

ビジネス向け「聴くチカラ」講座、やってます!

久しぶりのブログを。

最近、セミナーの仕事をいただいたいています。ビジネスマン向け「聴くチカラ」講座をメインに様々です。

facebookで集客することが多く、投稿用に文章書くことが多いのですが、そのままイベントページに埋もれていくのももったいないので、備忘録的に転載しておこうと思った次第です。

 

「聴くチカラ・引きだすチカラ」講座

コンサルティング力をアップし満足度を高めるカウンセリングスキル~
北九州創生塾 講師 中川 康文
6月15日(水曜日)19:30 - 21:00

 

【3つの「きく」】

 「聴くチカラ・引き出すチカラ」講座、講師を務めさせていただく、中川と申します。皆様どうぞよろしくお願いいたします。


 まず、同じ「きく」と言っても「聞く」「聴く」「訊く」の3つで、微妙なニュアンスの違いがあるのをご存知かと思います。


 私の理解では、「聞く」は、なんとなく全体を捉え、耳に自然に入ってくる「聴く」は、心を傾けて集中して聴く「訊く」は、質問をする
と、捉えています。


 心理カウンセリングの業界では、「傾聴」という言葉を使って、「聴く」ことがとても大切なんだとお伝えしています。でも、私はそれだけではないと思っているんです。集中して「聴く」のはもちろんのこと、自然に耳に入ってくる「聞こえてくるもの」にも大切な意味がありますし、質問力としての「訊く」も必要不可欠です。そんなところから、ビジネスから対人関係にも使える内容でお届けしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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【「きく」って受け身?】

 「聞く」という言葉、すごく受け身なイメージがありませんか?
 

 私も、この学びをするまでは、「聞く」ことは「勝手に耳に入ってくる」という理解でした。なので、「ただ聞けばいいんでしょ~」くらいの感覚で聞いていました。


 でも、実際は「訊く」「聴く」という行動は、とても能動的なものでした。心を傾けて集中して聴き、わからないところはしっかり訊く。聴き手が心を込めて「聴く」ことには、こんなに違いがあるものなんだとびっくりしました。


 当日は皆さんにもその違いを体感してもらえたら嬉しいですし、その効果の高さを日常生活で実感していただきたいです。

 

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【聴くときの姿勢や気持ち】

相手を一生懸命に知ろうとすること。
近づきたいと思うこと。

初めて、大切な人や憧れの人ができたとき、皆さんもそんな姿勢や気持ちだったのではないでしょうか。そんな「在り方」が、本当の「聴く」ということの真髄のような気がしています。

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【聴き方のポイント①】「うなずき」「あいづち」

 皆さんが「聴く」ときに、既に実践されている方も多いと思います。回数ではなく、興味や関心を持って聴いていることを表現します。


 クライエントの話を妨げずに、尊重し、注意深く話を聴いている受容的態度を伝えること。本当にそうしていることが重要です。「本当に」と書きましたが、できていない時は、意外に相手に伝わっているものだったりします。


 私も「中川さんには全然聴いてもらってる感じがしない」と言われたことがあります。伝わるもんだな、と反省したことを良く覚えています。「うなずき」「あいづち」は、回数が多すぎても「中川さん真面目に聴いてるの?!」って言われたりするのが簡単じゃないところです。

 

【聴き方のポイント②】「繰り返し」「事柄への応答」

 話す側が言った言葉を短く伝え返すこと。話した事柄(出来事、事実)を伝え返すこと。話す側は聴き手が話の内容を理解していることを確認できます。


 ここでは、全く同じ言葉を使うというのがポイントになります。例えば、クライエントから「私はいいと思うんですが、上司がわかってくれなくて・・・」という相談があったとします。そこで、あなたが、「ああ、理解の無い上司なんですね。」と返答したとします。「わかってくれない上司」→「理解の無い上司」このふたつはとても近い言葉ですよね。でも、あなたが話す側だったら、そう返答されてどう感じますか?


 あまり、ちゃんと聴いてもらった感じはしないのではないでしょうか。
とはいえ、意外にプロでもできていないことがあるポイントなんです。

 

【聴き方のポイント③】「沈黙への対応」

会話をしていて、話が途切れたら・・・、どんな気持ちになりますか?
 「何か話さなきゃ!」と、焦ったり不安を感じる人も多いかもしれません。


 沈黙にはさまざまな意味があります。例えば、話し手が考えている時。
ビジネスの会話の中でも、相手が考えている瞬間というのは、実は多いです。自分が話す立場になって考えてみましょう。あなたが「どうしようかな~」と迷っているとき、「ぜひ買って買って!」と営業がプッシュしてきたら、面倒になって買うのを止めたことすらあるかもしれません。

 ビジネスのコミュニケーションでは、「待つ」ことも大切なことなんです。この「待つ」ことが簡単ではないのは 聴き手の不安も原因のひとつです。


 話し手が、完璧に自分の意見を把握しているわけではありません。迷い、混乱しながら、意見を決めていくのです。そこに寄り添うことも、ビジネスの重要ポイントです。


 追記:混乱というのも大切な状態なんですが、そこは講座で画像やホワイトボードを使いながらお伝えしますね。

 

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「今、ここ」

 心理カウンセリングの現場でとても大切なことは、聴く側の姿勢が「今、ここ」にあること、だと言われています。

 私もあなたも「今」「ここ」にいて、過去や未来にいるわけではありません。しかし、私たちは過去に体験したことが、あたかも「今」起こるのではないかと心配しています。


 例えば、企業や会議の現場で考えてみましょう。
「過去クレームがあったから、この提案は却下」
「以前上司に進言したら断られたので、どうせ駄目だろう」
「新しいことなんか、やってもムダムダ」・・・等々。

 皆さんも、良く聞く話かもしれません。でも、よく考えてみてください。それは「今、ここ」で起こっていることでしょうか。いいえ、そうではありませんよね。

 聴き手が、冷静で客観的な「今、ここ」の視点を持って聴くことで、話し手が「今」に気づくことができます。「今」に気づくと、問題は、問題では無いことも良くあることかもしれません。そして話し手は自分の価値を客観的に見ることができ、自分自身がもつリソースに気づくことができます。

 それが「引き出すチカラ」のひとつですね。

 

いよいよ本番

 ビジネスに大切なのは、まず「聴く」ことですよね~。というところから担当させてもらえるようになったこの講座です。

 ここまでテクニック的なところを、順に書いてきました。でも傾聴の技法としては、ほんの一部です。「なんだか、難しそう・・・」「自分にもできるかな・・・」と、不安に思われた方もいらっしゃるかもしれません。


 実際のところ、全ての技法を意識しながら話を聴くのは大変です。聴きながら「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」になってしまって、内容を捉えることが疎かになってしまっては、本末転倒です。


 しかし、今回の講座でお伝えしたいのは、技術ではありません。実は、今まで書いてきたような技術は、たったひとつの姿勢を持って聴くことで、全てクリアできます。そして、その姿勢は、すでに皆さんが実際に体験したことのある姿勢です。

 講座が終わった時には「え!それだけでいいの?なんだ簡単じゃん!」と、皆さんから言っていただけると思います。その瞬間をとても楽しみにしています。

 

と、いった講座をやってます!

 

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リーダーシップについて

リーダーシップについていい表現を教えてもらいました

カウンセラーやコーチと呼ばれる人たちが成功するときに、自身の「自己肯定感」がなにより必要だと私は考えています。もしカウンセラーやコーチにセッションを依頼しようとしたときに、「この人は自分自身のことを好きじゃないな」と、ちょっとでも思ったなら、そのカウンセラーやコーチはやめといたほうが無難です。

 

自分のことを全く好きになれない人は、本当の意味で相手のことを認めることはできないと思っています。自戒の意味も込めてあえて書きますが、ここは本当に大きなところです。

 

リーダーに大切なのも自己肯定感

リーダーも同じであると考えています。チームのメンバーは良くも悪くもリーダーを見て、行動していきますし、リーダーの在り方がチームの在り方になっていきます。

 

リーダーが良きリーダーであるためには、チームメイトを良きリーダーに育てる必要があるのかもしれません。リーダーとしての背中を見せるということは、リーダーを育てることと同じです。

 

優しさについても同様です。

優しさを持っているリーダーは、優しさを持つチームメイトを育てるはずです。もしくは、真の優しさを持つリーダーには優しさを持つチームメイトが集まると言えるかもしれません。

リーダーとしての優しさとは何か、というのも大きなテーマですよね。厳しさも時として優しさそのものですし。まさに『優しくなければ生きていく資格がない。』わけで。

リーダーやチームが社会的課題を解決していく中で(そこで初めて価値が付与されると考えています。)他者への貢献というのもひとつ大切なことになります。

 

人は、一人で満たされることはない?

そして、他者との関わりなしに人間は生きていくことができません。ここでもお伝えしています。

「心の栄養」は大切

→拙サイト(絶賛工事中)「まちココ」 

 

でもそれ以上に大切なことがあります。それは、「ある程度、自分が満たされることがそもそものスタートライン」ということです。自分が満たされていない、自己肯定感の低い状態で、誰かに貢献しようと思っても、キツイだけです。

だから、まず、半分でもその半分でもいいので、自分で自分を認めてあげるということがとても大切なんです。

そして、多少満たされてきたな・・・、と感じるようになったら、そこから貢献を始めればいいのです。

 

じゃあ、自分をどうやって満たせばいいのか、って話ですよね。簡単です。リーダーに満たしてもらいましょう。頑張って、超頑張って、ここだけは頑張って、そんなリーダーのところに行きましょう。必ずその辺にいます。あなたを認めてくれるリーダーが。

 

まとめ

いくつかまとめると「リーダーが自分を満たす→社会に貢献する」「チームメイトはリーダーを見て育つ」「リーダーは部下の自己肯定感を育てるのが役目。」ってことです。

一言でまとめると、

「リーダーは自己肯定感を高めるモデルになろう」

ってことですね。最後のところ、受け売りです。

そして、チームメイトを勇気づけ続けるのも、リーダーの役割かと。

皆さん、頑張ってください!

 

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追記:リーダーなんて嫌だった

残念な話なんですが、実は、社会人になって一度も、人の上に立ちたいと思ったことはありません。生まれてこの方ずっと、かもしれません。

記憶の中で「自分が確実にリーダーだったな」と思うのは、小学校1年の時、近所の年下たちを連れてバスに乗って映画を見に行ったときくらいですね。

(よくそんなこと大人たちが許したな、と思いますが。)

しかし、その時は妹がいたので、リーダーというより妹を守る意図が強かったのかなとも考えます。

できるだけそうならないように細心の注意を払ってきたし、評価が上がってきたなと思ったらわざと下げるようなことも(無意識的には)してきました。

 

本当に例外なく、バイトも正社員としての仕事も、役職がついてから一年以内に辞めています。塾で教室長をしていたときも、教室長という名の平社員だったのです。その後役職をもらいましたが、一年以内に辞めています。

 

そんな私がある意味チームを作っていこうというのですから、おかしな人生だと思わざるを得ませんが。とりあえず、自己肯定感を高めるために、自分を認める毎日です。

 

ファシリテーターという考え方

どうも心理カウンセラーのYAPPYです。

(久しぶりにこの書き出しで、久しぶりにこちらのブログを書いています。)

 

まちココ

近況報告ですが、自分のブログっていうかホームページを作っています。

画像がほとんど無い、TOP画像も無いページですが、いま育てているところです。

とりあえず、テキストを突っ込んでおくのが初期には大切だと思うので、毎日コツコツ作っています。内容はこのブログで書いてきたことのリライトですね。

 

それと、最近、各所で講師的な仕事もいただいているので、そろそろ自分も法人としてやっていこうとも考えています。10月1日には・・・。

↓このとき書いたことをやっと実行している感じですね。遅い・・・。 


 

なかなかうまくいかない毎日

最近は、講師としてだけでなく、ファシリテーター的な活躍ができることも評価していただいて呼んでいただいている部分もありますが、それがけっこう「自分には合ってるな」と思っているのです。

 

僕自身はがっつり子どもなので、楽しいことには関わりたいと常日頃から思います。

しかし、自分の身を守るためには相手を攻撃するようなこともやぶさかではありません。

 

もともとカウンセラーを養成するスクールで働いていましたが、業界としても会社としても喧嘩っ早い人は多かった印象があります。「メンタルの会社で働いていたり、仮にも心理カウンセラーとして活躍しているのに、コミュニケーションへたくそだし、抑圧、依存、パワハラのオンパレードやな」といつも思っていました。(もちろんまともな同僚もたくさんいましたが。)

 

でもそれは、全部自分にブーメランとして帰ってくる言葉で。

 

会社が無くなってから「少しずつ大人になってきたな」と自分では思っていたのですが、いやいや全然そんなことなくって、自分や自分の周りを守るという意図があるにせよ、攻撃性を高めている日々だったのです。ええ。

 

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 (こういう感じにならないように、気を付けてはいるんですが)

 

ファシリテーターとして

何かしらの会議に参加しているとき、どうしても自分の意見を言ってしまいます。そうすると、誰かを攻撃してしまうことに繋がってしまいます。会って話しているときはまだ良いのですがLINEやfacebookでやりとりしたりしている場合も、同様です。相手からの攻撃しようとする意図が見えると、思いっきり反撃してしまいますね。コミュニケーションの知識という武器を装備しているだけに、効果的にダメージを与えてしまいます。

 

しかし、ファシリテーターとして、場に貢献するという意図で立っているときに関しては、なぜか良い方に進んでいくんですね。不思議なんですけど。

カウンセラーとしての場合も同じなんですが、自分を役柄という在り方で縛るとき自分の攻撃性が減少し、貢献しようという意図だけがいい感じで残るのかなと、考えていますがいかがなものでしょうか。

 

なるべくポジティブな言葉を使う

体の中には75%以上も水が流れていて、ネガティブな言葉を使い続けると、その水の結晶が壊れるという話さえあります。

もうこれからは「ファシリテーターとしてだけ、いろんなものに関わろう」とさえ思う、今日この頃です。そのほうがポジティブな言葉だけを使って生きていけますからね。

 

とはいえ、今から法人作ろう、と言っている人間が言うようなことでもない気がします。

それもリーダーの在り方次第なのかもしれませんが。そもそもリーダーなんておこがましいんですが。ええ。

リーダーシップについて最近思うことは、次のブログで語ります。

 


今、やりたいこと。

しばらく更新していなかったので、今考えていることを。最近活動していることの理由みたいな話で、理念的な話です。

 

まあ、ニートの戯れ言っすね。

 

 

【一番大切なのは家族の幸せ】

 

大人が幸せになるのは本人次第だと考えているので、(良きにせよ悪きにせよ、自分自身が選んだ道を大人は進んでいる。)幸せになっていくなかで、誰かの手助けが必要なのは子どもたちだと考えます。

 

んで、「我が子の幸せ」と考えた時には、現状彼はわりと幸せに生きている気がします。

 

でも彼が大人になっていく、これからの人生の幸せを考えたとき、

どうしても、日本の未来や教育の限界から目を逸らす訳にはいきません。

 

様々な仕組みがすでに終わっているとさえ思うことがあります。

家族や学校、働き方、などなど。

 

だからこそ、わたしは、

今から彼が生きていく社会を幸せなものにしていくためには、「街」という概念を変えるのが一番早道だと思っています。

 

子どもたちの幸福のために必要なことは、三つあると考えています。

 

1「家族(特に母親)の幸せ」

→ここでは、カウンセラー的な相手の立場に寄り添った考え方ができる人を増やすことで、お母さんたちのケアができる人達がたくさんいれば良いと考えています。

それは、団体として、というより個人の在り方になってきます。

 

2「コミュニケーションの基礎知識」

→基礎的なコミュニケーションの考え方は、全ての人に学んで欲しい内容になります。小学校の必須科目にしてほしいくらいです。

だからこそ、セミナーやワークショップができる人を増やす必要があります。

 

3「コミュニケーションの絶対量を増やす」

→私は、幸福というものはコミュニケーションの総量に比例すると考えています。もちろん質も大切です。

子どもにとって大切なのは親だけでなく、余所の大人とのコミュニケーションも大切です。

具体的には、お祭りやイベント、コミュニティを増やし、大人と子どもの触れ合いの機会を増やすことなどがあります。

 

以上の三点が大切で、且つ、私ができることだと考えていますので、そんな団体を作っていきたいと思います。

 

我が子を幸せにするなら、彼のことを見るだけでは足りなくて、社会全体の幸福の話になるんじゃないかと思っています。

 

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そんな意味で、皆さんが、我が子が幸せに生きる社会を作っていくことは、きっと全ての大人たちにも幸せなことだと思うんですけど、どうでしょうか。そんな話です。

 

追記:新HPのアドレスが手に入ったので、そろそろ新しい動きを始めます!

依存と貢献のあいだ

実は密かにツイッターやってまして。フォロワーもいないんで、基本的にはネットの海に愚痴を投げ込んでばかりいるんですけど。

 

昨日のツイートをもう少し詳しく掘り下げたくてブログにしてみることにしました。

 

僕が考える「カウンセリングの到達点」みたいな話になるんですけど、我々ってなんのために生きてるんですかね。

 

今の僕が言えるところとしては、

自分のやりたいことをやり続け、それが誰かへの貢献になる。

ということが「生きる意味」だと思っているのです。

 

 

「意図」と「結果」をわけて考えてみる。

ここで、きちんと整理するために、「意図」と「結果」にわけて考えてみます。

 

「自分はこれがやりたい!好きなことをしたい!」というのが「意図」です。

 

「誰かの貢献になっている。」のが「結果」です。

 

カウンセリングの現場って、けっこうな割合で「自分の好きなことができるようになる」というのが、着地点になっているケースが多いと思うんです。

で、「やりたいこと」って何だろう。といって悩むわけですね。

 

でも、「本当にやりたいこと」って、心のブロックがあるからあんまり気づかないんですよね。

 

時には「結果」から考えることも必要かも。

逆に、自分は何が嬉しいのか、について考えていく方が近道な気がします。そこへ行くのを邪魔しているブロックを壊していく方が早いかもしれません。

 

僕の経験だと、何が嬉しいのかを考え続けると、だいたい、「世界人類が平和になりますように」みたいなところに行くことが多い気がします。

 

それって、お互いがお互いを思いやる世界で、その世界は、皆が他者に貢献しながら、幸せを感じる社会ですよね。

 

「貢献したい」という「意図」が、「やりたいこと」という結果に繋がりながら、人と人とがコミュニケーションをしていく中で癒されていき、想いが循環していく中で、自然と

やりたいことが貢献になる。

それが、僕にとっての、カウンセリングのある意味到達点なのかな、と考えています。

 

 

追記:で、誰かに依存していると、ブロックが外れにくいです。ゆるやかに少しずつ依存から自立へ、してもらう自分から、貢献する自分へ。自分への戒めとして書きました。これからもブロック外していこう。

もっと、「やりたい」ことは「やりたい」って口に出し、自分の意思で貢献することができる自分になろう。

 

 参考:「意図」と「結果」については、こちらの記事でも解説しています。思考のステージを上げ下げすることで、「意図」と「結果」を行ったり来たりすると、いろんなことが簡単に把握できます。


ちなみに『相変わらずなボクら』はこの中の9曲目。

IN THE LIFE

IN THE LIFE

 

 

自分の棚卸し③ 「やりたいことをやるということ」

 前々回からの続いている話です。

一応、完結編です。

 

第3章 やりたいことをやるということ

 少しずつ、自分の本当の気持ちで行動できるようになった私でしたが、そんな私のことを快く思わない人達もいました。私が自分らしく生きようとすると、それを抑えようとする人たちです。でも、その時、私はその人たちから離れることはできませんでした。「気にしてないよ?」みたいな顔を作り、でもやり場のない怒りを抱えていました。「自分はもっと自由に生きたい。でもいろいろなとりまく状況が難しくてできない。本当は自由になりたい!」と思っていました。

 

 そんな時、北九州創生塾というところでのファシリテーター養成講座に参加し、講師の渋谷健氏に「何、言い訳してんの?」と言われ、私は怒りました。会社に帰って椅子を蹴飛ばしました。しかし、考えてみると、その怒りは自分自身へのものでした。「やらない」自分に対しての怒りです。何に言い訳していたのかというと、「怖さ」です。居場所や収入を失うのが怖かったんです。自分が大切にしていた人を失うのが怖く、自分が好きに生きると死ぬかもしれないという勝手な怖さがありました。だから行動しなかったんです。できなかったのではなく。

 

その怖さの中で、私はどうしたらいいかわからなくなりました。それからしばらくの間、ただ怖さの中にいました。3か月くらい、そこに居続けました。するとある晴れた日、高速道路を走っていたとき、「塾の生徒だけでなく、全ての子ども達を幸せにしたいな~」という気持ちが降ってきました。

 

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私は、「あ、これだ!」と思いました。そして子ども達を幸せにするためには何が必要なのかを、考え始めました。もちろん完全な答えはでていません。とりあえずの今の私の答えです。

 

 子どもが幸せになるために、必要なこと。ひとつは、親がハッピーになること。全ての親が自分らしく生きることができるようになること。そのためには、心理カウンセラーなどの心のプロがたくさん増え、話を聴くことの枠を超えて、心の栄養について伝える人が増えることだと考えました。本当は、愛は空気と同じようにそこに既にあるもので、それに気づくだけでいいんです。私の母親は彼女なりに、私が望んだものとは違っていたにせよ、私を愛していたことには違いないんです。すべての親がそれに気づくことで、もっともっと子どもを愛せるようなるとわかりました。

 

 もうひとつは、親以外の大人とのコミュニケーションがとても大切だということ。みなさんにも経験がありませんか?駄菓子屋のおばちゃんにオマケをもらって嬉しかったこと。お祭りの時に良く知らない近所のおじさんからもらったアイスがとても冷たかったこと。学生時代に通っていたお店の定員さんの笑顔。そんな名前も良く覚えていないような人達とのコミュニケーションが、実は、私たちにとって心の栄養なんです。

 

 もっと心の栄養が街に増えてほしい。だから私は、イベントやお祭りがもっともっとこの北九州という街に増えてほしいと考えています。

 

 だから、「街に心の栄養を満たす」ために、生きていきたいと考えています。心理カウンセリングを学んだ会社は無くなりましたが、仲間は増えました。当たり前のように街に「心の栄養」が増え、当たり前のようにこの街に住む皆が、そこにある愛に気づく。

 

 そんなお手伝いをこれからもやっていきます。