ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会。

近しい人の死に触れて

ブルーで個人的な内容で申し訳ないですが、自分のために書いておきたい記事なのです。ご容赦くださいませ。

 

残念なお知らせ

4月8日、お釈迦様が生まれた日に、うちの会社の社長が亡くなりました。

(彼自身が日付さえ選んでいたような気がします。花祭り。)

 

社長、社員ひとり(私)、パートさん、その他登録講師・カウンセラー、的なラインナップでお送りしていたので、なかなか大きな出来事なのですが。

彼の死については、言いたいことや言いたくないこと、悲しいこと、怒っていること、などなどたくさんあるのですが、それはそれとして。

 

自分がどう生きるのか

告別式の翌日、比較的時間があったのでゆっくりしていました。

 

こんな感じ。

 

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いろいろ考えたんですけど。大切なことに3つ気づいたんで書いておくことにしました。

 

ひとつは、

自分の感覚を信じること。

僕にとっては、僕の感覚が正しいことがわかりました。

皆にとって良いか悪いかは知らないけども、僕にとっては僕の感覚が正しいので

「自分の感覚を信じて行動する。」

これを大切にします。

 

ふたつめは、

気づいた人が止めなければいけないということ。

 

人のネガティブさって、その大元は親(的なもの)に起因することが多いです その親はその親(祖父母)に、さらにその親は、、、と続いていきます。

それは企業やコミュニティのようなものも同様かもしれません。部活動のいじめなんかも似てますね。

だから、そのネガティブな連鎖に気づいたのなら、気づいた人が、そこで止めようよ。

ってことです。だから僕が気づいたので僕が止めます。家族関係の連鎖も、企業としてのネガティブさの連鎖も。

勇気と愛を持って立つ、って、たぶんそういうこと。

 

みっつめ

自分は生きるということ。

 

誰がなんと言おうと、

僕は生きる。

ただそれだけ。

 

自分の感覚を信じて、生きる。

 

 

自分の立ち位置と視点

カウンセラーがよく勉強する、ゲシュタルト療法という心理学の創始者が好んだ言葉に「ゲシュタルトの祈り」という言葉があります。その一説。

 

私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。

 

そうなんですよ。当たり前のことなんです。やっと意味がわかった気がするので、大切にしよう。

 

追記

だからこそ、僕は僕のために生きていくために、

僕は誰かの力になれると嬉しい。

でもひとりでは簡単じゃないことも多いかもしれないから、

時にはチームに入り、時にはチームを作り、時にはひとりでやっていく。

 

それでいいと思う。

高校受験。【頑張る】ことと【結果】は関係ないことがわかった!

北九州で塾講師&心理カウンセラーをしているYAPPYです。

今年は結果が出ました。国語の成績アップは当たり前ですが、全体としての結果も大変良かったです。というわけで、心理カウンセラーだからこその視点から、そのエッセンスをお伝えします。

受験の必勝法かも。

 

【頑張る】ことと【結果】は関係ない

上の言葉、意外な感じがしませんか?

 

でも、

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こんなカフェで受験できたら「合格間違いなし!」な気がしませんか?

 

この記事ちょっと私の文章力の問題で伝えきれていないので、先に3行で言ってしまいますね。

1、中学生はだいたい同じレベルの高校を受験するので当日のデキが大切

2、当日緊張しすぎないことが何より大切

3、親の何気ない一言に子どもはとても影響されている。

 こんな話です。

 

 詳しく説明していきますね。

 

【頑張る】の意味。そして理由。

そもそも【頑張る】のは何のためでしょうか。

 

志望校に合格するためでしょうか。うーん。

でも、頑張って変化するのは受験で高得点を取るという意味での【学力】ですよね。

 

「どこの高校を受けるのか」という判断をする際には【学力】(プラス【内申点】)が必要となります。

 

なので【頑張る】の結果になるのは、「志望校のランクを上げる」ことになります。

 

※内申点については、高校受験で結果を出す!~内申点の秘密~をご参照ください。

  

 

【結果】という言葉の意味

これは塾講師側からの前提かもしれませんが、【結果】という言葉の意味を考えますね。

 

私たち塾講師が一番嬉しいことは、生徒たちが「先生合格したよ!」と笑顔で言ってくれること。もちろん本人が一番うれしいことと思います。

 

一部のTOP高進学を売りにしている学習塾なら「TOP高に何人合格させたかが全て」のような考えのところはTOP高への受験を無理強いするところもありますが、基本的には「本人が自分で決めた」志望校にチャレンジすることと思います。

 

ですので、ひとりでもTOP高に合格してほしいというのは「学習塾側の願い」にすぎず、生徒たち自身はわりと現実的な判断をしています。

 

「後悔しないように頑張れ!」と教師も講師も言いますが、その結果、生徒たちは「後悔しないために現実的な志望校を受験している」というのが現状と言えます。

 

【頑張る】という言葉そのものが重い。不安の元凶。

実際、同じ高校を受験する生徒はほぼ同学力です。考えてみたら当たり前ですよね。

 

ということは、条件がほぼ一緒の生徒が、よーいドン!で試験を受けるわけですから、当日の仕上がりが一番大切です。

 

ここはプロスポーツ選手と同じで、自分に弱みがある方が負けます。どこかでサボってしまった経験があると、それが引け目になってしまったりもします。

 

頑張ってなくても合格していい

でも、サボった経験が一切ない中学生なんていません。(きっとプロスポーツ選手だって同じ。)

 

「頑張りきれなかった自分は、合格できないかもしれない」という気持ちをどこかに抱えてしまうのは、ある意味当たり前なのかもしれません。

 

合格しないといけないという気持ちがプレッシャーになる

ここで、言葉の裏側にあるメッセージを考えてみましょう。

 

「勉強頑張ってるね!」と言われたらどうでしょう。褒められた嬉しさの裏側で、どんなメッセージを子どもは受け取るでしょうか。もしかしたら「(褒められるためには)頑張らないといけないんだな。」というメッセージを受け取るかもしれません。

そこには残念ながら「(私は)頑張らないと(愛されないのかもしれない)!」という前提が含まれています。

 

そこで、「合格していい」と言ってみたらどうでしょう。「何言ってるの?当たり前じゃん。」という気持ちの裏側で、子どもはどんなメッセージを受け取るでしょうか。もしかすると「合格しなくても大丈夫」というメッセージを受け取るかもしれません。

実は、リラックスのためには、この「合格しなくても大丈夫」というメッセージがとても大切なんです。このメッセージには、「合格しなくても(私は愛されているんだから)大丈夫」という前提が含まれています。

 

この大丈夫が有るか無いかがめちゃめちゃ大切です。安全・安心を得ることができて、しっかり「今の自分」で受験と向き合うことができるのです。

 

ここで述べたのはひとつの手法にすぎませんが、この記事を見たお母さんお父さんには、ぜひ「〇〇しなくても、無条件にあなたを愛している」というメッセージを伝えてあげてほしいと思います。

 

というわけで「以下の記事で書いたことが、必勝法」だと、そう思うわけです。

注1: もちろん「勉強しなさい!」って言ってはいけないというわけではありません。言わないとやらないのも、子どもだと思いますし(笑)

 

注2:そして当日の受験に”リラックスしすぎない”くらいの気持ちで臨むのが、ちょうど良いのかもしれません。裏側のメッセージの使い方、別バージョンです。

教養としての”心理カウンセラー”学

北九州の心理カウンセラーYAPPYです。

今日の北九州はとってもいい天気です!

 

私は、よく「心理カウンセラーってそもそも何するの?」という声をいただきます。

もしあなたがそんな疑問をお持ちなら、このブログが少しお答えになるかもしれません。

 

「学ぶ」ということは「他人を認める」ことと似ている

「教養」という言葉の持つ意味

最近の出版業界では「教養」「リベラルアーツ」といった言葉が流行しているみたいです。本屋でも「教養」コーナーに活気があります。そこで「教養」って何だろうと思っていたのですが・・・、

 

最近、教養とは他の考え方も成り立ちうることを知ること”だ、という言葉を教えてもらいました。(アラン・ブルームというアメリカの哲学者による言葉だそうです。)

その言葉を、ちょっと柔らかく、「今“私”が知っていることではなく、“それ以外”のことを知ること」と表現してみます。

 

「その他の考え方」を気づいてもらうのが心理カウンセリング

「他の考え方も成り立ちうることを知ること」という言葉が、自分にはガツン!ときました。

 

私が「心理カウンセリング」で目指す世界は、

「他人は“私”と違う“それ以外”の存在だと認め、受け入れること」

がひとつの在り方だと考えています。

 

”それ以外”の考え方があることを知るのが「教養」で、

”それ以外”の存在を認めるのが「心理カウンセラー」とすると、

ほぼ同じ!!なんですね。

 

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メンタルの視点から考えると「イライラ」の原因は

イライラという気持ちは他人が「自分の思い通りにならないとき」に生まれると言われています。

 

例えば、他人が・・・、

○楽しそうなとき、

○充実しているとき、

○ルールを破っているとき、

○仕事でミスが多かったりするとき、

 

「イライラ」したり場合があるかもしれません。

 

でも私は・・・、

○楽しくないのに、

○充実していないのに、

○ルールを守っているのに、

○ちゃんと仕事をしているのに。

 

だからこそ、他人は私と違う別の存在なんだ、と思えないんですよね。

(イライラの仕組みについても今後詳しく解説しますね。)

 

 知ろうとすること=受け入れようとすること

「そういう人もいるよね。あの人はあの人だから。私は関係ない♪」と思えたら、気持ちがス~ッと楽になりますよね。

それがまさに「他の考え方も成り立ちうることを知ること」だと思うのです。

 

だからこそ、知らないことを知ろうとする姿勢、他の考え方を学びたいという気持ちを持っているあなた。とっても素晴らしいと思います。

その気持ちを持っている方は、皆、心理カウンセラーに向いているとさえ言えると思っています。

 

心理カウンセラーの技術は資格で図れない

心理カウンセラーのテクニックとして書いてしまうと、

自分と違う考えを受け入れるためには、一旦、自分の考えを誰かに受け入れてもらうのが、早道です。受け入れてもらえると、受け入れることができるようになります。

「人に優しく」って良く言いますが、自分が優しくしてもらっていない人が他人に優しくするのは簡単なことではありません。

 

だからこそ、心理カウンセラーがまず、「あなたを認める」のです。

 

心理カウンセラーは、

あなたに興味を持って、そして、あなたのことを心から知りたいと思って、

憧れの人の話を聴くように、あなたの話を聴くのです。

 

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どんな資格を持っているかなんて、本当は全然関係ありません。

今すぐにでも、あなたも心理カウンセラーとして在ることはできるんです。

「そんな考えもあるんだ・・・」と受け入れながら聴くだけで、あなたも今から立派な心理カウンセラーです!

 


というわけで「教養」と「心理カウンセリング」という言葉の意味について、北九州の心理カウンセラーYAPPYが考えてみました。いかがだったでしょうか。では、また。

合格発表。そのとき親が気をつけておきたい5つのこと

北九州の塾講師&心理カウンセラーYAPPYです。

 

今まで何百人と指導してきましたが、どんなに努力を重ねていても結果が出ないことがあります。中学・高校・大学受験。そして、スポーツも。

全ての生徒が結果を出せればそれが一番なのですが、残念ながらそうではないときもあります。

そんなとき「何と声をかけたらいいんだろう」と思う方もいらっしゃることでしょう。

 

合格発表時、親が気をつけたい5つのこと

今回の記事は「子どものメンタルケアの視点」から、合格発表の時に注意しておきたいことを、書いていきますね。

とくに、親(保護者様)に読んでほしい記事です。

 

①合格発表は、子どもにとっては凄く「怖い」もの

まずお伝えしたいのは、子どもたちは合格通知が手元に届くまでは、とても怖い時間を過ごしているということ。もちろん終わった解放感もあるので、自然に振る舞っているように見えるかもしれませんが、内心ドキドキしていることは間違いありません。

 

もちろん、親にも不安はありますよね。いろいろ準備がありますし。お金なんかも含めて。

 

ぜひ、一緒にドキドキ、そしてワクワクしてあげてください。そのドキドキワクワクは共有すると、もっとHAPPYが増幅するもの。遊園地のアトラクションに並んでいるような気持ちですね。

 

②合格発表時に大切な「親の姿勢」

もし、合格発表を子どもと一緒に見に行くなら、番号は子ども自身に確認させてあげてください。「あった!」「無かった・・・。」というその瞬間の気持ちは、当人にとってかけがえのないものです。

 

親のイベントではなく、子どものイベントであるということをご理解いただいたうえで、子どもにとっては「一番に報告したい相手」であるということを知っておきましょう。

 

③見事合格!だったとき

「合格」が届いたら、いっぱい喜んであげてください。もし「うちの子、あんまり頑張ってなかったけど」と思っていたとしても、「仲良い友達は不合格だった」と聞いたとしても、気にせずお祝いしてあげてください。目の前にいる、今この瞬間の我が子に「おめでとう!」の気持ちを伝えましょう。

 

④不合格だったとき

もし「不合格」だったとしても、親が悲しんでいるのは子どもに伝えないようにしましょう。悲しいのは子どもの方です。悲しむ権利は子どもにあるんです。

 

気をつけてほしいポイントは、言葉にしていなかったとしても、態度に「悲しい」や「がっかり」が表現されていることがあることです。ときどき、気をつけて鏡などで確認されると良いでしょう。

 

子どもを叩いたりしそうな勢いの方にも出会ったことがあります。また、子どもに泣きながら謝っている親もいます。そんなときの子どもの顔を思い出すだけで、とても悲しい気持ちになります。不合格の瞬間よりもずっと悲しい気持ちになります。

 

⑤結果よりも大切なこと

子どもが成長するために、そして人が社会の中で生きていくために、本当に大切なことは「自分が愛される存在だと知っていること」です。

 

「愛されて当たり前の存在」であることを知ることが、メンタルケア&トレーニングの到達点であると言っても過言ではありません。

 

そのためには、親が「私があなたを愛していることは、受験の結果と何も関係が無い」ということを伝え続けることがなにより大切です。

 

もちろん受験の時だけでなく、全身全霊で、いつも、伝えてあげてください。

「無条件に、いつも、必ず、あなたを愛している」と。

赤ちゃんだった時に伝えてきたように。

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皆さん、そう思っていると思います。

でも言葉にしないと伝わりません。最近伝えていますか?

ぜひ伝えてみてください。

 

 

追記:

この話は、受験だけでなく、スポーツの現場でも同様です。 そして、結果に関わらず、褒めてあげてほしいのは「結果ではなく過程」です。努力した過程を、誰かが一緒に祝ってくれることは、子どもの成長にとってとても大切なことです。この「肯定感」が、これから社会人として働き、新しいことにチャレンジしていくエネルギーの源流になります。

 

福岡県公立高校入試のパラダイムシフト~28年度「国語」雑感~

どうも、国語塾講師をしていたYAPPYです。

昨日行われていた入試の問題を確認しましたので、国語についてその雑感を語っておきたいと思います。

 

28年度福岡県公立高校入試国語の衝撃

ちょっと大げさに書いてみましたが、国語については、大きな驚きがふたつありました。

①大問3が随筆から小説になった

②直前に実施した予想問題と同じ問題が出題された

 

いや~、興味の無い方には心からどうでも良い話だと思いますが、個人的には本当に衝撃でした。おそらく国語を教えている福岡県の人はほぼ同じ気持ちだと。

詳しく語ってみたいと思います。

 

①大問3が随筆から小説になった

国語入試問題は、かなり長い間、大問が4つにわかれ、それぞれ①論説文②古文(漢文)③随筆④作文という形で出題されていました。その③が今回、小説になりました。これは、福岡県入試国語のパラダイムシフトとさえ言えるでしょう。

パラダイムとか書くと逆にバカにしてるみたいなので、まじめに解説。)

 もともと文学的文章というカテゴリーの中で『随筆(エッセイ)』が出題されてきたことにどんな意味があるのかというと、「筆者の意図を理解する力を鍛えるため」になります。福岡県としては、文章として表現された書き手の意図を正しく理解することが、高校生に必要不可欠だと、そういう見解だったわけです。

 

しかし、福岡県の入試が小説になったということは、「登場人物の心情を理解する力を鍛えてほしい」というメッセージだと考えることができます。福岡県の教育としては、という話になりますが。

要は「人の気持ちを理解する力」が大切になってきたと、そういう見解に変化してきたわけですね。

 

「書き手の意図」→「人の気持ち」への出題内容の変化は、福岡県の中学生において大きな変化となります。

何故かって?そりゃ、夏休み以降、膨大な量を解いてきた「随筆」が全部「小説」に変わるので、大きな変化です。人の気持ちがわかる高校生が増えてくるかもしれません。

 

わりとマジな話です。

 

 

②直前に実施した予想問題と同じ問題が出題された

ここは個人的にびっくりした小ネタなんですが・・・。

ここ10年くらいで、模擬テストでは「県模試」という模試を行う会社が伸びてきていました。もともとは「フクト」という会社が福岡中学模試の業界では、完全にNO1だったのですが、本番入試の出題傾向と離れている部分もあって、「県模試」を実施する塾も増えてきていました。

 

↓この会社です。

トップページ | 教育開発ONLINE

 

 

さらに後発で、「一斉模試」という試験も、少しずつ広まってきています。こちらはテキストの卸売会社さんになります。

株式会社ブロッサム|塾用教材販売 ブロッサムグループ-九州・北九州・横浜-

 

で、この会社が出している受験直前用のテキスト(模試5回分)ですよ。

なんと、今年本番の「古文」とまったく同じ文章の問題を載せていたんですね。「古文」で一度見たことがあるというのは、本当に、超、アドバンテージなんですよ。うちの塾の生徒は、喜んだでしょうね~。「同じ問題、キター!」ですよ。本当に。

 

ブロッサム|県版入試対策EXCEED

↑このページの「EXCEED ファイナル」ってやつですね。

 

古文の文章を当ててくるとは・・・・。驚愕ですよ。来年からかなりの塾が導入するんじゃないですかね。模試も、テキストも。

 

はっきり言って、フクトの時代が終わろうとしている。そんな気持ちにさえなりますね。

 

といった、業界の勢力図が塗りかえられる瞬間を目の当たりにした、というわけですね。

 

いや~、面白かった、今年の入試問題(笑) 

教えてて良かった。

試験当日、脳はとても疲労する。

明日が受験本番であります。

うちの生徒は、ほぼ合格だと思うので、心配はしていないのですが。

 

それでも、いくつか注意点はあるもの。実際にうちの生徒には、試験直前、こんなアドバイスをしています。やはりコンディションはとても大切だと思いますので。

 

試験当日にむけてのアドバイス

①当日は朝6時には起きよう

②朝ごはんは当たり前。直前まで糖分を摂る。

③昼ごはんは少なめに。

④マル秘テクニック

 

ひとつずつ、理由を説明していきますね。

 

①当日は朝6時には起きよう

諸説ありますが、脳が覚醒するまで概ね3時間程度必要になると言われています。

試験開始は9時過ぎ。となると、朝6時には起きる必要がありますね。これは実践している人も多いと思います。

 

ですので、前日は早く寝る必要があります。私の塾では試験前日は休みにしています。この日だけ、リズムを変えるのも簡単じゃないので、1・2週間前から、早寝早起きに体を慣らしていくと良いと思います。

 

②朝ごはんは当たり前。直前まで糖分を摂る。

試験当日、脳はとても疲労します。脳は普通に生活していても、一日の消費エネルギーの18%も使うと言われています。試験日の脳は通常の5倍くらい回転するものと思いますので、かなり大きなエネルギーを使うことになります。

朝ごはんは消化の良いもの。そして糖質を摂取。試験に行く際もチョコレートなどで糖分を補給しながら行くくらいの心がけで良いと思います。

午前中に、国語・数学・社会と続きますので、しっかり準備しておきましょう。

 

③昼ごはんは少なめに。

昼から、理科・英語と続いていくのですが、昼ご飯をしっかり食べすぎると、眠たくなってしまいます。特に理科の時間は余りがちですので、つい眠たくなってしまう生徒も。

次の英語がリスニングから始まりますので、脳が休んでしまうのは逆効果です。理科の試験が早く終わってしまったら、聴覚を鍛えるトレーニングをオススメします。

ちょっと遠くの音に耳を澄ましてみてください。ずーっと遠くの音に集中してみてください。聴こえたものを、ひとつずつ意識して、名前を付けていってあげてください。

 

④マル秘テクニック

では一番脳を使う必要があるのは、どの時間でしょうか。

それは数学の時間であることは、間違いないでしょう。

 

そこで、私がオススメするテクニックは、

国語と数学の間の休憩時間に、ブドウ糖を摂取すること

こんなやつですね。ドラッグストアに売っています。

夢のくちどけ ぶどう糖 タブレットタイプ 個包装 18粒

夢のくちどけ ぶどう糖 タブレットタイプ 個包装 18粒

 

飴だとちょっとタイムラグがあるので、タブレットタイプがオススメです。

これだと吸収までには20分程度。一番脳を使う時間帯をサポートしてくれます。

 

私の塾では、毎年2粒ずつ配っています。

ある種の、ゲン担ぎみたいなところもあるかもしれません。

 

でも、めっちゃ効きます。脳の動きが違うことを実感してみてください。

オススメ。

 

〇注:しかし、日々摂取し続けるのはおススメいたしません。

通常のごはんをしっかり食べていれば、必要ありません。

本番にだけ効かせたい、合法のドーピングみたいな感覚ですね。

君は、合格していい。そして、成功していい。

入試本番に向けて、保護者の方にも読んでほしい内容を書きます。

 

親から子へ、伝えてあげてほしいことがあります。

書いていきますね。

 

塾講師として指導を続ける中で、よく、

「私は○○ちゃんより頑張ってないから、合格できないかもしれない」
という不安の言葉を聴くことがあります。

でも、それ、あんまり関係ないんですよね。実際のところ。

 

えーっと。

 

 

頑張らないと合格してはいけないなんて、嘘です。

 

詳しく書いていきますね。

 

たくさんの声掛けはとても意味のあるもの

受験にしても、部活などのスポーツにしても、もちろんビジネスの現場でも、本番で結果を出すことは必要になってくるとお考えの方も多いと思います。

 

子どもたちも、何かしら試練にチャレンジしていくことになるでしょう。


そんな日々に、親だったら、教師だったら、指導者だったら、子どもに素晴らしい結果を望むのは当然のことですよね。


「頑張れ!」「やり切れ!」「後悔するな!」という言葉をたくさんかけてあげることでしょう。

もちろん、声掛けは何だって意味のあるもの。どんどん声を掛けてあげてほしいと思います。

 

 

頑張らないと、成功できないという思い込み

 

でも、


“頑張らないと”
“合格してはいけない”
なんて、そんな決まりはありません。

 

文字にすると、当たり前の話ですよね。

 

でも、
この“頑張らないと○○してはいけない”という考え方は、とても根深く我々の社会に存在します。

 

ちょっと表現を変えて、“頑張らないと○○ない”と書くとわかりやすいかもしれません。

 

“頑張らないと愛されない”

“頑張らないと成功できない”

“頑張らないとお金持ちになれない”

などなど。ちょっと思い当ることがあるかもしれません。

 

親自身が気づいていなくてもそう考えていることは、言葉にせずとも子どもには伝わっています。さらに親がそう考えていなくても、子どもが勝手にそう受け取っている場合もあります。

 

 

本番で結果を出すために必要なのは“許可すること”

だから、試験直前だけで大丈夫ですので、

「許可」する言葉をかけてあげてほしいのです。

 

「あなたは、合格していい。」と。

たとえ何も準備していなかったように見えたとしても。

 

 

子どもは本来、無条件に、

「愛されていい」「成功していい」「合格していい」のです。

 

だから、私からも君たちに伝えます。

今から受験するみんな。

君たちは、合格していい。

 

準備が足りていないと感じていたとしても、

上手くできなかったらどうしようと不安に思っていても、

駄目だったら誰かを悲しませてしまうと思っていても。

 

君たちは、合格していい。

 

そして、

すでに愛されている存在だ。

 

そして、

愛されることは、結果や過程と全く関係ない。

 

安心して合格しておいで。

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