ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会。

V6!記念に、マッドマックスについてもう一度語ろう。

何度も言いますが、2015年最高の映画は『マッドマックス 怒りのデスロード』です。

いや、現時点、21世紀最高の映画かもしれません。

 

先日の話で恐縮なのですが、惜しくもマッドマックスは、アカデミー賞の「作品賞」「監督賞」を取り逃がしました。

 

V8(8部門制覇)になると、ファンとしてもより一層の興奮がもたらされたのですが。

惜しい。

 

 それでも、今年の最多6部門でオスカーをゲットしたことは事実。

 

というわけで、マッドマックスの良さについて、もう一度簡単に語ります。実際、何度でも語りたい。

 

素晴らしさ、その1

王道パターンの本質。

マッドマックスは、実際のところ「行って戻る」だけの話です。

ただこれは、ヒーローズジャーニーという、物語の中ではわりと王道のパターン。主人公は現実の世界から非現実の世界へ旅する中で成長し、成功を掴む。とはいえ、マッドマックスの”向こう側世界”には何もなく、希望はもともと自分が存在していた世界にあった。

たぶん、我々が住む現実世界も同様で。

わりと恵まれていて、希望もたくさんある。でも、それに気づいていない自分がいるだけだったりします。今、この世界で自分がどれくらい愛されているのか、そこに気づくこともカウンセリングのひとつの到達点だったりします。

 

とはいえ、主人公であるマックスはただ手助けしただけ。

 

素晴らしさ、その2

男女性の役割転換

主人公であるマックスはただ手助けしただけ、なら、誰の物語だったかというと、それはシャーリーズ・セロン演じる、フェリオサの物語だったと言わざるを得ません。本当に物語の終盤、ラスボスを倒した後、フェリオサが意識不明の重体に陥ります。その時、治療を施し自らの血を輸血したのが、主人公マックスなのです。

戦い、傷ついたヒロインを、ヒーローが支え、癒す物語。これは今までには無かった物語のスタイルと言えるのではないでしょうか。

まさに、現代が男女性の役割について、垣根が無くなった象徴とさえ言えるでしょう。全世界でマッドマックスという物語が受け入れられた理由のひとつかもしれません。

 

素晴らしさ、その3

素晴らしい映像美

素晴らしい世界でした。細部への作りこみが半端ない。とりあえず、火炎放射器付きギターがでてきた時点で凄い衝撃でした。彼が映画の大半をもっていったような気さえします。ほんのちょっとしか登場していないのに。

あんまりCG使ってないっぽいのに、このクオリティというのも凄いとしか言いようがない。

 

ぜひ劇場へ。

どうやら、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」はリバイバル凱旋ロードショーが確定しているようです。ぜひ4DXでの視聴をお勧めいたします。

北九州の方は、戸畑のコロナシネマワールドで、明日3/5に4DXが体感できますよ。

シネマ | 映画館の映画情報_小倉コロナシネマワールド(北九州・小倉) | コロナワールド

DVD買ってもいいとは思いますが。やっぱり劇場が。あと、吹き替え版は完全にNG。

 

その他雑感

 公式がかわいい。

 

ここまでも、このブログで何回か『マッドマックス』には触れてきました。

しかし、映画本編の魅力を、5%も語りきれていない。そう思います。

 

 

では、そういうことで。

受験直前、ストレスがたまっている、中学3年生の君へ

受験まで、あと一週間。

今、中学3年生は、すごくイライラしてしまう時期かもしれません。

 

3月1日。ただでさえ、今まで感じたことのないストレスと戦い、眠い目をこすりながら必死で勉強している君たちの、心の清涼剤となるべく、ネタ記事を投稿します。

 

周りの人たちといえば

すでに、公立高校推薦で決めたり、私立高校に進学することを決めたりした生徒が、

すごい勢いで開放感をまき散らしていることでしょう。

 

家に帰れば、今まで塾任せだった親がいきなり心配してきたり。

怒りだしたりすることもあるかもしれません。

 

塾に行けば、講師がやたらとピリピリしていたり。

どっちか試験受けるのかわからないくらいだったりもして。

 

あ~!もうイライラする!!!

 

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と、受験生が感じてしまうのも仕方ありません。

わかります。私もそうでした。

 

塾の生徒たちからは、この時期、「先生~、どうしても勉強に身が入らん~。」「やる気がでらん~。」「もう、私、ダメかもしれん~。」「もう勉強嫌だ~。」「泣きそう・・・。」「もう高校行きたくない・・・。」などなど、弱音をたくさん聴きます。

 

悲しかったり、イライラしたり、不安だったり、怖かったり、すると思います。そんなとき、その原因になる気持ちを吐き出すことで、楽になる場合があります。

 

私がその皆さんの気持ちを(勝手に想像して)、ほんの少しだけ、ネットの海に向かって大きな声で代弁します。

 

 

オホン!では、始めます。

 

 

まずは、受験が終了した同級生へ。

いいな~。もうこの苦行から解放されたのか・・・。楽しそうだな毎日。なぜか輝いて見える気がするよ・・・。あと2週間が永遠に思える・・・。

って、お前ら、受験が終わったからっていって、毎日カラオケ行ってんじゃねーよ!「俺たち終わったもんね~」っていうオーラがムカツクんだよ!!リア充アピールしてくんな!!!つーか、行くなら勝手にお前らだけで行けよ!誘ってくれなくていいんだよ!!

誘われてないけどな!!!

 

 

そして、急に雰囲気を変える親へ。

え、何、気を遣ってるの?え、違うの?心配なの?怒ってるの?どっち?「マジメに勉強してるようにみえない」「受験前なのにその姿勢がみえない」って?

余計なお世話!こちとら、ただでさえ反抗期なんだよ!!そっちからどう見えようと関係ねーんだよ!別にこっちは高校なんてどこでもいいんだよ!!!でも家にはお金がなさそうだから公立高校目指して頑張って勉強してんだよ。気、遣ってんのはこっちなんだよ!わかったら、めし!一刻も早く飯!何、今日、肉無いの?!マジか!もう限界。魚じゃ勉強する気もおこらねーんだよ!んじゃ、米、おかわり!え?『のりたま』無いの?!んじゃ『すきやき』、も無いの?!

マジふざけんなって!!!

 

 

さらに、塾の講師へ

もうわかったって。頑張ろうコールはそれくらいにしてくれよ。頑張ろうがんばろうGANNBAROUgamubarou言われ続けて、元の意味がわからなくなってきたよ。ひらがなって、ずっと見続けるとわけわかんなくなるよな。あ~もうわかったって。やるやる、やってますって。たぶんあなたたちが思っているよりしっかりやってますって。

「生徒が最後まで頑張るのがうちの塾の特徴です!」って、誰が偉いの?頑張らせた方が偉い感じになってね?俺の頑張りは塾の営業じゃね~んだよ。頑張らないといけない事はわかってるし、そんなに何回も言われるとプレッシャーなんだよ!つって、何が「公立高校全員合格♪」だよ!そりゃただの塾の経営方針じゃねえか!!「当塾は〇〇高に△△人合格させました」って、頑張ったのは生徒自身だろうが!こちとら客なんだよ!なんで講師のお前が毎日怒ったり泣いたりしてんだよ!!!

不安で泣きたいのはこっちだろうが!!!

 

あの頃の僕からも一言

私が塾に行っていたもう十何年も前のことですが、地域のわりと有名な進学塾に行っていたのです。基本的には感謝をしていますが、ひとつだけ怒ってることがあります。

つーかあの先生どこ行ったんだよ。けっこう好きな先生だったのに、受験直前にいきなりいなくなるんじゃねえよ。何?方向性の違いで塾に首にされた?どこぞのミュージシャンみたいなこと言ってんじゃねえ!この大事な時期に内紛してんじゃねえよ!!!で偉い先生でてきて「お前らこんなこともできないの?」って、さっきまでお前が雇ってた講師が教えてたんだよ!お前が、商品として提供してたんだよ!「うちの講師には、全幅の信頼を寄せています」的なことを言ってたんだよ!それも俺たちの代で辞めたの二人目!会社内政治に生徒を巻き込まないで!

いいじゃない、クリスマスパーティしたって!

 

 

 

ふう。こんな感じでしょうか。君の叫びのコメントを待っています(ニッコリ)

大人の人もぜひぜひ。あの頃の思いを聞かせてください。

 

そして、最後にひとつだけ、私から君たちに伝えたいこの思い。

それは・・・。

 

高校なんて、どこいってもだいたい同じ。

ってこと。

大切なのは誰と出会い、誰と過ごすかであって、行った高校で人生が左右されていたのは、昔の話。今は、自分次第。だって、よく考えてごらん。塾講師たちは学歴けっこう高い人たちだけど、別に年収高くないからね。好きでやってるだけだよ。みんな。

 

でも、今頑張っている自分は、将来必ず自分にとって大切な経験になる。

だから・・・、敢えて言おう!

 

「頑張れぃ!!!!」

高校入試直前!~「本番」時間の上手な使い方~

福岡県の公立高校入試もいよいよ来週となりました。

中学3年生の皆さんは、いろんな気持ちを抱えながら、今、全力で頑張っていることと思います。「あのとき頑張ったな~」と良い思い出になりますので、最後までやりきってくださいね。

 

受験本番の、タイムマネジメント

さて今日は、受験本番の『時間』の使い方についての、僕がオススメする考え方をお伝えしますね。あなたの参考になれば嬉しいです。

 

私の考えでは、受験当日には一番大切な瞬間があります。

それは、国語のテストが終わった瞬間です。そう9時55分頃です。

この瞬間を、どのような精神状態で迎えるかによって、結果が大きく変わっていくということを、私は痛感しています。

 

「いける!!」と思うか、「ヤバイ!!」と思うか。ここが本当に大きな分岐点になります。

 

では、その背景と、具体的方法について、詳しく説明していきますね。

 

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〇国語の時間配分が重要な理由

ある不幸な思い出

私がセンター試験を受けていた、もう何年も前の話になりますが、国語のテストの後、戻ってこなかった生徒がいたそうです。 彼は、そのままずっと帰ってくることは無かったそうです。そういう意味です。

私にとっては、受験なんてたかが受験でしかないと思っているので、皆さんはそこまで思い詰める必要も全くないのですが、実際に「国語で失敗した!」と思うだけで、世界が終ったような気持ちになる生徒がいるのも、事実です。

 

新傾向の問題への対応

極端な例をお話ししましたが、僕が教えてきた生徒たちからも「国語ヤバイ!」と思うことで、次の数学の時間に影響がでたという話は良く聞きます。

特に、新傾向の問題がでたときなどは、特にその傾向が強くなります。「勉強していないところがでた・・・」というのは、地味にショックを受けてしまうかもしれません。受験している生徒は全て勉強していないところなので、本来であれば条件は一緒なのですが、そう簡単ではありません。

 

受験の、出来、不出来

ちょっと話はずれるかもしれませんが、当日の出来が重要な教科って、なんだと思いますか?国語・数学・社会・理科・英語、の中です。

私は、社会・理科・英語に関しては「覚えているか、覚えていないか」「もともとできる問題か、もとから出来ない問題か」でしかないと考えていますので、当日の出来というのはほとんど無いと思います。

国語に関しては、問題との相性も多少ありますが、それでも当日の出来で点数がガタ落ちするようなことはありません。そこは安心してください。

 

というかえで、そう、当日の出来がネックになるのは数学なんです。

言い換えれば、数学にどんな精神状態で臨むのか、が一番重要だということです。

 

だからこそ、国語の試験が終わるときに「国語できた!」と思うのか「失敗した!」と思うのか、が大切になってくる、ということがお分かりいただけたでしょう。

 

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〇国語の時間配分について具体的方法

YAPPY流タイムマネジメント

私が提唱しているのは「45分の試験時間を、40分しか使わない」という方法になります。もっと正確に言えば「最後の5分は見直しだけする」という方法です。

難易度の高い問題にとらわれることなく、ムリヤリでも見直しに時間をとることで、「少なくとも今できているところは完璧!」という気持ちになってもらいます。

もし、見直しで一か所でもミスを発見できたら・・・、これは大きな自信になります。

 

そのため、私は単元ごとに時間を決めて問題に取り組んでいます。

例えば「①論説文:14分 ②古文:6分 ③随筆:12分 ④作文:8分」といった感じです。

あらかじめ決めた時間で解けなかったら、あきらめて次の単元に進むという方法になります。ですので、難しい問題は後回しにするというテクニックも併用します。

 

現場での感覚

私の教える塾では、入試直近の一か月、このタイムマネジメントを重視したタイムアタック型の指導をしています。

実際に、何年も続けていますが、かなり結果が出ています。

単元ごとに時間を決めて追い込んでいく方法は、全体のスピードアップにもかなり繋がっていきます。野球選手も、球速を上げようと思って練習に取り組まないと球速は上がらないのと同じです。

 

実際に、私の生徒たちは、時間さえあれば、ほぼ満点取れるようになってきています。毎年のことなのですが、後は「時間との勝負」なのです。

 
あなた流タイムマネジメント

ただ、時間配分に関して言えば、これが絶対!というわけではありません。得意不得意もあります。古文が苦手なら、はじめからそこには時間を割かないという考え方もありますし、作文は絶対に最後まで書くべきですし。

「どんな時間配分が自分に合っているのか」そんな視点でも、問題に取り組んでみてください。この考え方を持っていると、社会に出た時に、とっても役に立つと思いますしね。

 

 〇高校受験必勝法まとめ

いかがでしたでしょうか。ほぼ必勝法と言っても過言ではない、受験テクニック。

本番を控えるあなたの役に立ったのなら、嬉しいです。

以下に、まとめておきますね。では、また。

 

数学の時間に、全ての体力と精神力を投入するつもりで。

だからこそ、国語の時間配分が大切

自分で、考えてみる。

彼女や妻に捨てられる話が、大好きだ。

トピック「映画監督」について

 好きな映画監督ということなので、つらつら書いていこうと思います。

 

15年くらい前、映画が大好きでした。

大学の頃、ちょっと恥ずかしい話なのですが、映画を作るサークルに入っていました。そのときに、5年間、年間100本ずつくらいずつ見たような気もしますが、偏っていることは間違いありません。最近はほとんど映画を見ることがありません。マッドマックスは映画館で2回、自宅で2回見ましたが。

 

今、パッと思い浮かぶのはこの3人。

パトリス・ルコント(イタリア)

エミール・クストリッツァ

ガス・ヴァン・サント

 他にも大切な人を忘れているような気もしますが、ひとりずつ想い出を語っていこうと思います。作品のセレクトにも大幅に偏りがあると思います。

 

パトリス・ルコント(イタリア)

パトリス・ルコント - Wikipedia

ルコントの映画は、ちょっと短めな作品が多く(90分くらい)、その手軽さも良いところ。内容は軽くないけど。「伝えたいことがシンプル」なのがとても好き。でも最近の作品には詳しくない。

 

一番好きなのは「タンゴ」
タンゴ [DVD]

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嫁さんに逃げられたり、いろいろあった男3人が、嫁さんを探して旅に出る話。

たぶんコメディー映画というジャンルに入る映画なんだろうけど、3人が旅に出るまでの動機がアホらしすぎて笑える。 でも男って、けっこうこういう単純で可愛らしいところあるよね、という映画。ただ。現実でこの3人に会ったら、きっとめんどくさい。久しぶりもう一度見たい。

 

初めに見たのは「髪結いの亭主」
髪結いの亭主 デジタル・リマスター版 [DVD]

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 ほどほどにエロい感じなので、男子にはぜひ観てほしい。つって期待するほどはエロくない。映画に影響されて、女の子の家にあった香水を飲もうと思ったのだが、髙そうだったので、「肌水」を飲むのにとどめておいたのは良い想い出。まずかった。

せっかく幸せな毎日を過ごしていたのに、嫁さんが・・・(以下略)

ラストシーンに、おっさんがダンスを踊るんだけど、そのぼんやりと漂う悲しみが、僕らの心にいつまでもじんわり残っていく。

 

エミール・クストリッツァサラエボ

エミール・クストリッツァ - Wikipedia

映画をオススメする力に絶大の信頼を寄せているヤマケンさんが教えてくれた。ヤマケンさんの映画は本当に外れが無い。映画好きなら、一度は体感してほしい監督さんだ。

 

まずは「アリゾナドリーム」
アリゾナ・ドリーム [DVD]

アリゾナ・ドリーム [DVD]

 

 彼の作品の中でも、ちょっと本筋からは外れた作品のような気もする。アメリカの作品だし。若き日のジョニー・デップヴィンセント・ギャロが出演している。そのころ「ギルバート・グレイプ」を見てから、ジョニー・デップにがっつりハマった僕は、かなり彼の作品を見た気がする。中でもダメ男感満載で好感のもてる映画。ちょっと長いのが難点。彼女は逃げていったりしないのも、マイナスポイント。

 

そして、「ライフ・イズ・ミラクル

以前ブログに書いたので、そちらを紹介。ただ、他にも超面白い映画だらけ。「黒猫・白猫」「ウエディングベルを鳴らせ!」などなども、オススメ。ヤマケン最高!

この作品も、息子を戦争に取られ、嫁さんが外国人と駆け落ちしてでていく話。

 

ガス・ヴァン・サント(アメリカ)

ガス・ヴァン・サント - Wikipedia

美少年を撮影するのが生きがいとしか思えない監督さん。どっちかといえば同性愛などが取り上げられるケースも多いので、彼女には捨てられらない。

あとサントラが毎回、超かっこいい。『誘う女』のサントラは本当に大好きな一枚。映画はあれなんだけど。

最近、良い話系が話題になることが多いんだけど、昔のバカみたい(褒め言葉)な監督さんに戻ってほしい気もする。

 

始めに衝撃だったのは、「ドラッグストアカウボーイ」
ドラッグストア・カウボーイ [DVD]

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ジャンキーがドラッグストアを強盗しする話。いろいろあってボロボロになった、主役のマット・ディロンが最後に言う「生きたい」という言葉を思い出すたびに、ゾクゾクする。自分の魂のどこかが揺さぶられる気がする。「本当は自分は生きたい」んだって思えた。早く死にたい的なことを言ってごめん。

 

あと、マイ・プライベート・アイダホ
マイ・プライベート・アイダホ [DVD]

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 マッドマックスを僕に布教してくれた、ちょっと狂った映画好きな友達がたぶん一番好きな映画。もはやマッドマックスが一番かもしれないが。

とりあえずリバー・フェニックスが美しい。

HAVE A NICEDAY!

 

有名なのは、「グッドウィルハンティング」や「ミルク」とか。

 

ミルク [DVD]

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 外せない作品ではある。もちろん大好きだが。

 

というわけで「好きな映画監督」についてはここまで!

HAVE A NICEDAY!

雑記:20160224 ~受験まで、あと2週間~

どうも。心理カウンセラースクール運営と塾講師。二足のわらじ。YAPPYです。

今日は、思いつくままにふらふら書きます。完全に日記です。

 

国語でやれることは全てやった!

うちの塾の生徒は、今年も、国語に関しては完全に仕上がりました。(自慢)

まさか、塾外の模試で満点とるような生徒が出てくるとは・・・(驚愕)

 

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(写真は去年の生徒たちのですけど。今年のは撮影できませんでした・・・。)

 

もう高校受験向け国語講師としての私は必要ないでしょう。あとは生徒たちを信頼するだけ。他の教科は、他の教科の担当講師を信じるだけ。

 

後、大切なのは受験する生徒たちのケアです。

実際に、今、落ち込んでいる、モチベーションが上がらない生徒もたくさんいます。

上げすぎても、ちょっと危ないですしね。

次の記事でその辺にふれたいと思います。

 

ラストは社会のお手伝い!

ここからは、社会をラストスパートで教えていこうかな、と考えています。基礎から別の講師が整理するのも、悪くないもんですよ。新鮮味がプラスアルファを与えてくれます。

 

社会は、歴史・公民・地理とそれぞれあって、各生徒ごとに得意分野が違います。

そのため、どの単元が苦手なのかを整理する必要があります。

 

今度その辺もブログで整理しますね。

 

 

塾講師はいったん卒業

ちなみに、今の塾で働くのは、この3月で一旦終わりにします。というわけで塾講師をするのもこの3月までですね。またどこかでお声掛けいただければ始めるかもしれませんが。ちょっと休みます。

 

しばらくは、街の事業に顔をだしたり、心理カウンセラーの新しい活躍の場を展開したり、そんな毎日を過ごしたいと思います。

 

ずっと、ばたばたしてたんで、ちょっとゆっくりしたいというのも本音です。

 

「今でも十分だらだらしてるだろ!」と、ツッコミをいただきそうですが、そこはご容赦を。

 

必要とあれば、伺いますよ!

北九州市周辺で、中学生で困っている生徒がいて、私が力になれるようなことがあれば、ご一報ください。できることあれば何でも。

 

ちなみに、教える力の能力値はこんな感じです。(自己採点)

60点満点のテストで、MAXどのくらいの結果を出せるか、の自分なりの感覚です。

 

国語56

数学45

社会54

理科35

英語45

プラスメンタル50

 

こんな感じでしょうか。メンタルが余計ですかね。理科はあまり得意ではありません。

福岡県高校受験の国語で結果を出すことだけは、自信あります。

 

とまあ、そんな日記です。

受験生が悩む「甘いもの」との付き合い方について雑感

始めに断っておきたいのは、この記事は私の主観であり、あまり科学的な根拠はないということ。ご了承くださいませ。

 

さて、高校入試本番まであと少し。今日はちょっと気づいたことをお伝えします。

 

それは「糖分」について。

受験を控えた中学生や高校生も、特に女子は体重を気にしていたりするもの。体も頭も疲れているのに、食べるかどうか悩んだりする姿を良く見かけます。で、ダイエットコーラなんかを飲んだりして。男子でも微糖のコーヒーを飲む姿もちらほら。

 

個人的には脳を使うと凄く疲れるので、糖分は補給しても良いのではないかと考えています。(受験前日には、生徒にブドウ糖を配ったりもしています。)

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でもそのダイエットなんちゃらって、良いの?悪いの?

 

最近、私が実際に感じたことなんですが、

長時間にわたって、大人数の作文を添削したり、多数の文章を書いたり、数学の高難易度問題にチャレンジしていたりすると、どうしても疲れてきます。頭がぼんやりして、上手く対応できなくなってきます。

そんなとき、同僚が微糖のコーヒーを差し入れしてくれたんです。それも別々の方から一本ずつ。同じやつ。計2本。

ありがたく飲ませていただいたのですが、頭がぼんやりする感じは増すばかり。むしろ、頭痛くなるような感覚さえあって。むしろ状況は悪化していったんですね。

 

(前述したような、ブドウ糖そのものを摂取したときには、頭がいきなり覚醒するような感覚になった気がします。大げさかもしれませんが。)

 

ここで勝手に推測するのは、

①甘いものを摂取すると、体は「甘いものが来た!」と反応する。

人工甘味料の強いものは、体への反応が強くなる。

③体内でのエネルギー活用の作用については、逆効果になる。

のだろう。ということ。

(いろいろ調べれば記載されていますが、まあ信じるか信じないかはあなたしだいってことで。)

 

僕の結論としては、以下の3点ですね。

勉強中の糖分は必要だろう、ということ。

人工甘味料の強いやつを摂取すると逆効果な気がする、ということ。

ぐっと頭を使うとカロリーをめっちゃ使うのではなかろうか、ということ。

 

受験生は糖分をある程度は摂取してくださいね。

あと、頭使うと、痩せますよ!(たぶん)

 

追記

実際、僕もダイエットのために、カロリーオフの商品をいろいろ試しましたが、ダイエットにはほとんど関係ありませんでした。

でも、食べ方変えたら、体重めっちゃ減りましたからね。

 

読書『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ) ~客観的な視点の重要性~

自分自身が見失いつつありますが、このブログは「中学生の成績アップを、学力・メンタルの両面からサポートする」ブログです。 

 

では、今日も読書感想文です。っておい。

言い訳として「中学生に良質な物語にたくさん触れてほしい」と言っておきます。

 

いつも新作を待ち望んでいる作家、カズオ・イシグロ

いつも書いているのですが、
私の好きな作家さんのひとりに、カズオ・イシグロという人がいます。
日本の名前なのですが、れっきとしたイギリスの作家さんです。

カズオ・イシグロ - Wikipedia

日本生まれのイギリス育ち。両国の文化的背景を持っていることが、この作家さんの⑦魅力のひとつと言えるかもしれません。作品にもそこが表れているような気がします。

 

先日のジュンパ・ラヒリも同様なのですが、自分の背景にある文化がひとつではない作家さんに、心惹かれるのでしょうか。ただの偶然か。

 読書「べつの言葉で」(ジュンパ・ラヒリ) 今生きている場所への安心感は普遍ではない

 

『わたしを離さないで』

観てないですけど『わたしを離さないで』という物語がドラマ化されてるみたいですね。けっこう重たい話だと思うんだけど、日本人が演じるドラマとして成立するのかな?

原作は、読み進めていくうちに少しずつ謎が解けていくような、それでいてすべては語られていないんだけど、とても面白い物語でした。こちらも、是非、本も読んでみて。ドラマを見ていなくても。

 

『忘れられた巨人』

で、最近、最新作の『忘れられた巨人』を読んだわけですね。(といっても昨年の4月に出版された本なのですが。)

給食のデザートは、最後に食べるタイプですので、すぐ読むのはもったいないな~と思っているうちに、結構な時間が経ってしまっていました。

 

読書というものは、「自分が読もう!と思った瞬間が、自分にとって必要なタイミング」だと、わりと本気で思っていますので、別に大丈夫なんですが。

忘れられた巨人

忘れられた巨人

 

 

今回はファンタジーの世界観

まあ、ロードス島戦記から銀河英雄伝説まで読み込んでいる、(たぶんわりとオールドで硬派な)ファンタジーの小説も大好物な私ですので、なんの抵抗もなく読めました。もちろん、作者の力量あってこそだとは思いますが。読めたというより、ページをめくらさせられた、みたいな。余計わかりにくいですかね。

 

アーサー王時代のイギリスが下敷きになった話ではありますが、その知識が無くても十分に読み進めることができます。

 

今回も、と言っていいのかどうかはわからないけど、始め、物語は全体像が良くわからないところから始まります。読み進めていくうちに少しずつ、我々の頭からも霧が晴れていくような感覚を味わうことができます。

良くわからなくても、読み進めてしまうのが、この作家さんへの信頼であり、作者の力量であることは疑いようもありません。

 

常に視点はひとつではない

たとえ戦争していたとしても、どちらが正義というわけではなく、どちらにも理由がある。だから戦争は終わらない。そこに束の間だけど、解決方法をふたつ、作者は提示する。それは、法で縛ることと、忘れらせること。

でもそれは束の間でしかなく、争いは続いていく。その耐え難い悲しみ。

 

それが、複雑性、ってことかもですね。これからもっともっと複雑な社会になっていくのかもしれません。

 

あえて中学生に伝えるとするならば、どんな人との関わりも、それが良いものであれ悪いものであれ、お互いに理由があるということを知ってほしいと思います。自分が持っている考え方も同様です。客観的に観察し、考え続ける必要があります。

本当に好きな相手に巡り合えた時、相手の立場になって考えるということ、それを忘れないようにしてほしいと思います。