イノベーションを起こすための、考え方の考え方
もはや日本語のように使われるようになった、「イノベーション」という単語。
Wikipediaにはこう書いてあります。
イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。
「イノベーション」はどんな時に起こるのでしょうか。
多くの場合イノベーションは、異なる考え方を掛け合わせる時に生まれると言われています。我々がイノベーションについて思いを馳せる時、まず必要になるのは自分の知らない知識や概念になるのではないでしょうか。
自分と異なる考え方を手に入れようとするとき、私たちは様々な壁を目の当たりにすることになります。言語の壁。認識の壁。概念の壁。文脈の壁。
先人たちに学ぶ
私たちがその壁を乗り越えようとする時、私たちにはその壁と戦い続けた偉大なる先人たちが残した多くの考え方や概念に触れるという選択肢があります。
ぱっと思いつくだけでも、「ソクラテス」「プラトン」「アリストテレス」「デカルト」「スピノザ」「ヴィトゲンシュタイン」「デリダ」「ドゥルーズ」といった哲学の巨人たちがいます。他にも本当にたくさんの知の巨人たちがいます。
彼らの学びを少し俯瞰するだけでも、様々な学びがあることがわかるでしょう。
他の考え方があることを知る
学び、議論することで、様々な考え方や捉え方があることを知り、頭を少し柔らかくすることで、「あれか、これか」の二択ではない新しい発想を生み出す土台になります。
普段手に取らないような分野の書籍がなぜか気になることがあります。読んでみると、まさに今の自分に必要だった。そんな体験をしたことがある方も多いでしょう。
いつもの自分でいると、いつものジャンルや嗜好のものを手に取ってしまいます。でも、本当はあなた自身が、今、本当に必要としているものには気づいているのかもしれません。
本屋さんで、図書館で、誰かのSNS投稿で、「おっ!」と思ったらそれがチャンスです。ぜひ自分からのメッセージに耳を澄ましてください。
哲学、面白いっすよ。
私のバイブルはこの記事で紹介した『哲学用語図鑑』です。哲学者と話すときには手元に置いておきたいですね(#^.^#)
って、我々のまわりでは、冗談抜きで必要ですからね。
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