ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

高校受験向け! 内申点アップのための「最後の悪あがき」

福岡県北九州のとある学習塾で国語などを教えています。YAPPYです。

最近、心理カウンセラーらしく、自分を見つめる恥ずかしい話が多かったので、そろそろ軌道修正したいと思います。

 

明日、即使える、技術的な話をお伝えします。意外に知らない話も多いと思いますよ!

 

11月、2学期の期末テストが間近に迫ってきています

それは中学生の、内申点という評価が確定することを意味します

以前からお伝えしている通り、福岡県公立高校入試の判定基準は、当日の点数と内申点が50%-50%だと言われています。

その意味で、もうすぐ受験の半分が終わろうとしています。

 この記事に詳しく書きました。

みんな、危機感を持ってね~!という話でした。

 

ただ、「高校に提出する内申書」を先生が記入するのは、もう少し後になると思います。学校にもよるでしょうが、おおむね11月末だと感じています。まだ少しだけチャンスは残されているかもしれません。では、チャンスについての話です。

 

 

点数以外で、内申点が上がる方法はあるの?

という部分にお答えしたいと思います。中学校での内申点上げ方ですね。

 

あ、間違わないでほしいんですけど、もちろん、期末の点数という「数字」が一番大切ですからね!

この記事は「最後の悪あがき」ですからね。でもみんな知っていると思います。「悪あがき」ってばかにならないことを。

 

では、内申書ってそもそもどういうものなんでしょう。

文部科学省ホームページの”Q&A”から引用しながら解説していきましょう。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/faq/001.htm#10

調査書(いわゆる内申書)は、高等学校等の入学者選抜のための資料として作成されるものであり、生徒の平素の学習状況等を評価し、学力検査で把握できない学力や学力以外の生徒の個性を多面的にとらえたり、生徒の優れている点や長所を積極的に評価しこれを活用していくという趣旨のものです。(文部科学省HPより)

 

簡単に言うと、学力検査(受験)だけでは把握できない、個性や長所を把握するためのものってことですね。この書き方だと、先生も悪いことは書かなくて良さそうですね。悪い評価を書きたくて書く先生なんていないでしょうし。

 

でも・・・今まで、「国語が3だった!」というような数字だけを見ている方も多いのではないでしょうか。「頑張って4にして!」という声掛けだけを、お子さんにされていませんか?

 

 

内申点の具体的な項目、計算方法について

学校においては、従来から、「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」の4つの観点から見た学習状況の評価(観点別学習状況の評価)を基本としています。(文部科学省HPより)

そして、具体的な計算方法・出し方はこちらです。

「観点別学習状況の評価」は、各教科の学習状況を分析的に評価するものであり、学習指導要領に示す目標に照らして、その実現状況を観点ごとにA、B、Cの3段階で評価するものです。(文部科学省HPより)

ここの3段階評価が、科目の5段階評価に直結しています。

 

そして、期末テストの点数以外で、このタイミングで、どうにかなるかもしれないのは、この「関心・意欲・態度」という観点だけではないでしょうか。

 

 ただ、具体的に「関心・意欲・態度」をどう評価するのかというのは、諸説あります。というか、先生次第だと思います。授業中の態度や、発言の回数、提出物、時事問題への興味、などなど、さまざまな視点があります。ここには様々な教育サイトが色々な見方を教えてくれていますので、中2などのまだまだ時間がある生徒は、自分の価値づけを再確認しても良いかもしれません。

 

でも、もう、中学3年生には、残された時間がほとんどありません。

 

 

特効薬が必要です。そこで私がオススメするのはコチラ。

特に内申点を上げたい教科(ここはとても大切なポイント)の、今習っている単元についての本を、

図書館で借りましょう。

中3の国語なら、今頃、だいたい「古今和歌集」や「奥の細道」や「論語」あたりを読んでいるので、その周辺の本を借りましょう。気の利いた学校なら、『漫画で読む”奥の細道”』あたりが置いてあるかもしれません。率先して興味を持って調べることが大切です。借りて、さりげなく授業の前後に取り出して読んでみるとか。(でも、私の独断と偏見でオススメする、最後の悪あがきですからね。ご注意を。期末試験勉強、頑張って!)

ベタですけどね。効果アリだと私は思います。その他の教科でも同様です。

そして受験にも絶対に損にはなりません。

 

人の印象というのは、元が悪ければ悪いほど、上がりやすいものだと感じています。(ここは、凄く大切なところです。)

「お。あいつ、頑張ってんな!」と、評価する側の人に思ってもらうのは、学校だけでなく仕事でも大切なことです。

 

「 今まで、うまくアピールできてなかったな・・・」と思っている中学生の君こそがチャンスです!

「 うちの息子、前に出るのが苦手で・・・」と思っている方こそに、この話を伝えたいです。

 

わかります。恥ずかしいかもしれません。今さら。だからこそ、

行動できたら、それが成長です。それを誰かが必ず見てくれています。

 

最後に、心理カウンセラーとしてはNGなことを、あえて言います。

頼む、突破して。めっちゃ頑張って。