私は断然ウスターソース派! 読書『めしばな刑事タチバナ』20
皆さんは、ソースと言ったら何を思い浮かべますか?
例えば、コロッケには何をかけますか?
ほかほかの揚げたてコロッケを、まずはなにもつけずに口に運びます。
サクサクの衣の奥には、ジュワッとでてくるじゃがいもの旨み。
あ、でも、やっぱりもう一味欲しいな。ええと・・・。
って考えただけで、口の中にソースの味と香りが広がりませんか。
一口にソースと言っても、様々です。
「とんかつソース」「中濃ソース」「お好み焼きソース」「ウスターソース」
などを始め、様々な商品が世の中に出ていることをご存じだと思います。
とはいえ、その「メーカーごとの味の違い」「区分けの基準」「地域ごとの特性」などに着目して、商品を選んでいる人は少ないのではないでしょうか。
そう、なぜなら、ソースは我々にとって魂だからです。
母の味とでもいいましょうか。生きてきた味そのものなんです。決まりきった選択肢の中で生きているのです。
しかし、ソースはいつも議論の中心にいます。
コロッケになにをかけるのか。
目玉焼きになにをかけるのか。
カレーにはソースが必要なのか。
のり弁はソースでいいのか。
おたふくソースといかに付き合っていくのか。(※)
B級グルメにおいて、いつも様々な議論の中心です。
※うちの嫁は山口県民。僕は福岡県民なので、おたふくソースの在り方について、私はいつも思案しています。ソース文化の境界線なんですね。
(醤油はまたもっと、根源的なところの話になっていくので、ここでは別物として捉えてください。私ひとりだけの問題じゃないというか、祖先、ルーツといった話になるので控えます。醤油が必要かどうかという議論は成り立ちませんからね。)
じゃあそんなソースについて、みんなで会議しよう。って、
そういうバカなことをしているのがこの漫画です。
はっきり言って最高の漫画のひとつだと思います。
今までも、私がぱっと思い浮かぶだけでも・・・
「牛丼」「ふりかけ」「ポテチ」「朝食(外食)」「たちぐい蕎麦」「うどん」「ピザ」「ファミレス」「冷凍食品」やその他もろもろについて登場人物が熱く語り倒すだけという漫画。素晴らしすぎる・・・。いつも影響されまくりです。
食べ物ブログも始めようかな・・・。
早速影響されて、こちらのソースを買ってきました。
嫁さんの実家に行くついでに、『下関ソース』を購入。下関で6年ほど暮らしたこともありますが、始めて見た。
『金蝶ソース』は長崎県のもの。同じスーパーに置いてあったので購入。
これに、家に買い置いてある、『カゴメ ウスターソース』『オタフク お好み焼きソース』を食べ比べることにしました。
コロッケは外せない。そして皿うどん。
『金蝶ソース』は長崎のブツなんで、皿うどんにあうらしいとの情報から。
皿うどんは『マルタイ』ですね。コロッケはスーパーのやつ。
はっきり言って、全然違う味。
でもどれがいいのか、簡単には言えない。
『カゴメ』は酸味が強い感じ。
『下関』はマイルドで上品な感じ。
『金蝶』はスパイシーで個性的な感じ。(原材料ににんにくが含まれているから?)
『オタフク』は甘い感じ。(これだけお好みソースですけど)
コロッケには、『下関』が好きで、
皿うどんには、『金蝶』が好きかな~。
今までオタフクソースで満足できなかった自分。その理由がわかった気がします。
個人的には『下関』の旨さに感心しましたね。
ま、なんてったって500円くらいする高級ソースですからね。
次は、『ブルドッグ』と『イカリ』の2大メジャーを攻めていこうと思います。
とりあえず、
『めしばな刑事タチバナ』20巻到達おめでとう!
後20年くらい、マンネリでも連載を続けてほしい。
追伸:活字系だけでなく、漫画も大好きです。けっこう読んでいる気がします。
漫画も勉強に良い。その話も今後書きたいと思います。