ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

4歳の息子「それ、恥ずかしくないと~」私「」

今しがた、ブログを書こうとしていたら、4歳の息子に言われました。

 

「それ、恥ずかしくないと~」(方言込み)

標準語訳「そんなブログを書いて、恥ずかしくないのでしょうか?」

 

 

 最近買った、この本について書こうと思っていたのです。

哲学用語図鑑

哲学用語図鑑

 

 

凄く、恥ずかしいです。

 

軽く、さらっと読んだくらいで、哲学を語ろうと思っていたこと

軽く触ったくらいで、哲学⇒心理学の流れをセミナーにしようとしていたこと

そもそも、ブログそのものを書いていること、等々

 

全部、恥ずかしいです。

 

自分の底の浅さを、息子に見抜かれてしまった。

まさか、こんなにも本質を見抜く目を息子が育てているとは・・・、

あなどれん。

 

アダムがりんごを盗っている絵を見ながら

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「柿を盗って、社長に持っていく、サラリーマンの物語」

をアドリブで作って読んでいる息子を見て、

(漢字は読めないんで、絵だけで作ってます。)

 

こいつ、明らかに、俺より才能あるんじゃね?

と親馬鹿に思ったり。 

意外に本質を突いている物語な気もするし・・・。 

 

 

いつか息子やその友人もこのブログを読む日が来るかもしれない。

そのとき、ひとつでも、ためになることがあると嬉しい。

頑張れ、俺。恥ずかしくないブログへ向かって。

 

 

完全に余談ですけど、

恥ずかしながら、卒論は、

トマス・アクィナスの『神学大全』の「自由意思」について書いたんですよ。

哲学科みたいなところにいたんで。

何書いたか一切、覚えてないけど。

 

鬼みたいな話で、いまだに申し訳ない話なのですが、

 

卒論提出日の4日前から取り掛かったんだけど、

流石に間にあわないっていうので、無理言ってお願いして、

 

私が適当に本見ながらしゃべっているのを、

当時の彼女が全てタイプしてくれたという、

淡い想い出。

 

かつ、その出来上がりを自分で確認していないという。

 

で、私の担当だった先生が、半年前に転職(引き抜きで別の大学へ)しており、

トマス・アクィナスの『神学大全』について詳しい先生が誰もいなくなる、

というミラクルが起こり、

誰もきちんと評価できないってことで、なあなあの感じで卒業できたんですよね。

一留してたのもあるでしょうが。

まあ、大学卒業時奇跡の中でもトップクラスではないでしょうか。

 

そういえば、大学に入った時もけっこうなミラクルだったですね。

その時の高校でNO.1の奇跡と言われましたからね。

なんてったって高校3年の11月に停学くらってましたからね。冤罪で。

 

まあ、その話は、またいつか。

 

想い出は、恥ずかしい話ばかりですからね。

元気かな、あのときの彼女。ありがとな。

 

あ、 『哲学用語図鑑』は、挿絵がわかりやすいので、超オススメです。