あなたの物語が持つ力
皆さんにも好きな物語がありますよね。
面白い映画を見続けるのに、努力はいらないです。
映画がはじまったとたんに、
自然と物語にひきこまれ、気がつけば時間を忘れて、
のめりこんでしまいます。
最近、ビジネスの現場でも良く言われていることなのですが、
ストーリー(物語)には、
行き詰まってしまった問題を、解決してくれる力があります。
例えば、
○ブランドを創るときには、そこにストーリーが必要
○リーダーシップを発揮するなら、そこにストーリーが必要
といった感じです。
心理カウンセリングの現場でも、交流分析(TA)の理論の中で
「人生脚本」という自分が決めたストーリーの中を私達が生きていることを
学んだ人もいらっしゃるかと思います。
では、ストーリーということの中身について、ちょっと考えてみましょう。
神話には良く知られた共通のパターンがあると言われています。
神話学者のジョセフ・キャンベルが言うのは
「日常の世界から、非日常へと旅立つ。その過程で宝を獲得し、再び日常の世界に帰ってくる」というパターンになります。
このパターンで語ることでその物語は記憶され、たくさんの人に広がっていくと言われています。
この神話論が「スターウォーズ」の物語の原型になったというエピソードは良く知られているようですし、「バックトゥーザフーチャー」「ロードオブザリング」「ダイ・ハード」など、様々なハリウッド映画でもこの構造は多く使われています。実際「桃太郎」なんかもこんな話ですし、「ワンピース」や「ドラゴンボール」も同様なんです。
皆さんは、今までに、どんな宝を得たのでしょうか。
それは、家族かもしれないし、仲間かもしれません。または、仕事や、生きる意味そのものだったりするかもしれません。もしくは、これから得るための、旅の途中かもしれません。
ただ、
自分自身の物語における「意味」を知ることで、とても大きな変容が促されるのではないでしょうか。
物語というのは、本当に大きな力を持っていると感じます。
追伸:ちなみに私がこの1年で一番良かったと思う映画は、前にも書きましたが「マッドマックス~怒りのデスロード~」です。
それこそ、マッドマックスのあらすじを簡単に言うと、
「行って戻ってくる話」ですからね(笑)
明日、4DXで上映されるところがあるので、行ってきます。
超、楽しみ。