幼少期の子育て~子どもを本当の意味で動かす「声掛け」の秘密③
現在、4歳になる男の子を子育て中です。
心理カウンセラーで塾講師のYAPPYです。
好評の声を多くいただいている「声掛け」について語ります。
今回のポイントは
「どうせ僕のことが大好きなんだよね。」
というところ。
子育てを経験された方は、
「自分を承認することが大切」とか、
「自己肯定感が子育ての根幹」といった、
言葉を耳にしてきたことも多かったのではないでしょうか。
もちろん、それはその通りなんですけど・・・・、
「じゃあどうすればいいの?」
というのが、お母さんやお父さんの本音ではないでしょうか。
今後、「自分をOKにする」「自分に○(マル)を付ける」いう部分について詳しい話を、このページでもお伝えしていきますので楽しみにしてほしいのですが・・・、今日はその具体的な声掛けをご紹介しますね。子どもが小さければ小さいほど効果があると思ってください。
では、「声かけ」「言葉掛け」の秘密、お話ししますね。
例えば、3~4歳くらいの子ども。
子どもは言うこと聞かなくなりますよね。
そんなときには、お母さんが
「○○(こどもの名前)!もういいかげんにしなさい!!!!」
って怒ったりすることがあるかもしれません。
お母さんは、もちろん、怒って大丈夫です。
腹が立つことも、もちろんあります。
でもそんなとき、
お父さんを始めとした周囲の家族の動きがポイントになります。
その
怒っているお母さんには聞こえないくらいで、こうささやいてみてください。
「お母さんは怒っているけどね、本当は〇〇のことが大好きなんだよ」
って。
これを続けていくと、子どもに
「な~んだ。なんだかんだ言っても、お母さんはどうせ僕(私)のことが大好きなんだよね。」
という気持ちが育っていきます。
この、「どうせ僕(私)のことが大好きなんだよね。」という気持ち、これが自己肯定感の一番大切な気持ちです。
“どうせ”というのが、わりとポイントかもしれません。
お母さん(やその他の家族)に愛されているという実感を持つこと。
そしてそれを疑わないこと。
すっごく、安心できるのです。
そうすることで、子どもは自分自身を愛することができるようになり、自分自身に価値を見いだせるようになります。
子育て中のお母さんは、家族の協力を得て、ちょっとチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
これは本当に大きな変化をもたらしますよ!
※「声掛け」の秘密シリーズはこちら。宜しかったら合わせてご覧ください。
追記:我が家では、さらにさらに、子どもが言うこと聞かなくなったことは言うまでもありません。でも、大切なのは、彼が彼の思うように人生を生きること。そして、自立してちゃんと自分で飯を食っていくこと、だと思うのです。
自立できないメンタルの問題においては、愛着の部分に何かあるケースが多いと言われています。
そして、これは個人的な感想ですが、自己肯定感が強く愛されてきたという実感を持つ子どものほうが、社会生活を上手に過ごしている気がします。家では言うこときかなくても、学校や社会ではちゃんとしている。そんな子どもに育つ感触があります。
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