子どもの可能性を信じるためには、「現在地の確認」がとても重要です。
最近ちょっと寒い日が続いています。
皆様お風邪など召されていませんでしょうか。
今日は、親目線で、「子どもの可能性を信じる」ことについて書きますね。
カウンセリングやメンタルトレーニングにも繋がる話かもしれません。
季節の変わり目には、子どもは風邪をひくことが多いですよね。
子どもが小さいときには、風邪をひいて高熱をだしたりすると心配ですよね。小児科に行って原因をきちんと調べてもらって、「早く良くなってね」と思っていたのではないでしょうか。
もちろん、今も。
まずは現状を把握すること。客観的な視点を入れること。そして必ず治ると信じること。
そういったことを、大切にしていただいていると思います。
では、病気のとき以外はどうでしょう。
「子どもの夢」や「子どもの目標」そして「子ども自身の在り方」について考えてみましょう。
彼や彼の現状をしっかり把握し、彼や彼の現在地を認め、必ず達成できると信じていますか?
自分自身を客観的に見ることは簡単ではありません。
「自分はもっとできる!」と思ったり、「自分はどうせできない」と、思ってしまうことも多々あるのではないでしょうか。
その視点、あなたが子どもを見つめるときにも同様に持っています。
「この子はもっとできる子です!」と言ってみたり、「うちの子はどうせ馬鹿なんで」と遠慮してみたり。
そんな経験がありませんか?
風邪のときだけではなく、いつもの日々でも同じように、観察し、認め、信じる。
子どもたちも、自分自身に対して、その視点を持つことができるように。
中でも「観察」が重要になります。
心理カウンセラーの業界では「聴く」ことが重要だとされていますが、「観察」がとても大切です。ここでのポイントは「観察」する時には、「ただ観る」ことが大切だということ。
親が「これは良い」とか「あれは駄目」とか、判断せずに、「ただ観る」ことが重要です。彼や彼女の「価値観」を大切にしてあげてください。
「ただ観る」ことを続けることで、彼や彼女が「本当はどうしたいのか」が見えてくると思います。そこでわからないところがあったら、そこで「聴き」ましょう。
いかがでしょうか。ちょっと簡単ではない?
でも、できますよ。大丈夫です。
「現在地の確認」
それができないと、彼や彼女の人生の目標に対して、何が必要かはわからないんです。
今日は、ぜひじっくり、わが子を観察してみてください。
意外な嬉しい発見があるかもしれません。
追伸:子どもの笑顔には、お母さんの笑顔と健康が一番です。季節の変わり目です。何卒、お体ご自愛くださいませ。
ここでも、子どもと親のコミュニケーションに特化して書いています。良かったら。
子どもから日頃の出来事をどんどん話してくれて、親子の会話と笑顔も増える!!子どもの心を理解して可能性を伸ばす、家庭でできる親子コミュニケーション術