子どもを本当の意味で動かす「声掛け」の秘密②~高校受験前~
いつもありがとうございます。心理カウンセラーで塾講師のYAPPYです。
受験を控えて、最近コミュニケーションがうまくいかない・・・
とお悩みの、お母さんやお父さんに
「声掛け」についてお伝えしたいと思います。
メラビアンの法則ってご存知ですか?
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。
これは本当にその通りだと思う話で、人は言葉の内容を、たった7%しか受け取っていないというのです。
じゃあ、何がそのとき相手に伝わっているかというと、言葉そのもののトーンや話すときの仕草や態度が重要ということです。
小さいころの子どもの、こんな風景をちょっと想像してみてください。
「お母さん!今日テストで100点取ったよ!」
「そう。えらいわね~。」
この時、どんなシーンを思い浮かべますか?
①しっかり子どもの目を見ながら、頭を撫でてあげる
②夕食の準備に忙しくしながら、振り向くこともできない
①のほうがよさそうな気がしますよね。でも・・・、毎日忙しいお母さんです。なかなかすべてにそんな対応はできませんよね。(もちろんできたらそれが一番なのですが。)
でも、そのままにしていると、反抗期をむかえた娘が「お母さんはほっといて!!」となることもしばしば。
特に、受験を控えた生徒たちは、どうしてもピリピリしがちです。
もちろん、前回の記事の「あまり勉強しすぎないでね」(←これ不思議でしょ。下記にリンクあります。)も効果的なのですが、もっと直接的に効く「声掛け」をお伝えします。
私がオススメする、受験直前における最強の声掛けは・・・・、
「マッサージしてあげようか?」です。
「????」となっているお母さんお父さんわかります。
でも、 思い出してください。メラビアンの法則。
どんな声掛けしたって、入らないのです。特に受験直前の生徒には。
なら、直接体に触れるコミュニケーションを行ったほうが、ずっと効果的です。
受験生は、心も体も緊張しています。
緊張は脳も動かなくさせてしまいます。
ご家族が、実際に触れることで、ぐっとリラックスすることができるでしょう。
その辺の根拠は、『交流分析』という心理学の中にあるので、これから書いていきたいと思います。おたのしみに。
「声掛け」についてのシリーズ記事はこちらです。
いわば続けることで子供が自らやる気をだす魔法の声掛け、についてお伝えしました。とても効果的なテクニックなので、ぜひ続けてみてください。
こちらは、幼少期の子育てに使えるテクニックです。
福岡県は北九州市で国語の塾講師や心理カウンセラーやその他いろいろしてます、YAPPYです。メンタルの技術を駆使して、子どもたちのモチベーションアップに日々取り組んでいます。福岡県公立高校入試国語で結果を出すことについては、業界でもかなり上位にいると自負しています。
(って、ちゃんと挨拶するのも久しぶりです。ええ。)