ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

「3月のライオン」は当ブログのダントツ一押し漫画です

先日、当ブログのイチオシ漫画の新刊がでました。

 

3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)

 

 

当ブログを読んでいる中学生は、全員必読!

小・中・高の子どもを持つ親も、全員必読!

と、新刊がでた嬉しさのあまりテンションをあげてみました。

 

もちろん、国語の学力も上がります。

 

私は、漫画から小説を通過しつつ哲学書まで、

週刊少年ジャンプからドストエフスキーを通過しつつヴィトゲンシュタインまで、

日々、幅広く活字を追いかけています。

紙媒体が大好きです。

 

そんな私の一押しが、この漫画です。

現在生きている世界中の作家さんの中でも最高峰かと。

 

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(当然、特装版で購入。日記が可愛い。)

 

 

親を事故で亡くした将棋指し(高校生)が、

親に捨てられたり病気で亡くしたりした三姉妹と、

触れ合っていくうちに、大切なものに気づき、築いていく・・・。

 

と言ってしまえば、そんな話なんですが・・・。

 

 

今回のあとがきに、作者のうみのチカさんは

 

零(主人公)は、「できること」がひとつずつ増え、大人になっていく

 

というようなことを書かれていました。

 

 

信じることができないと思っていた世界。

居場所がないと思っていた世界。

 

でもその世界にしがみついてでも、まっすぐ生きていくことで、必ず同じ方向を向いて歩いていく仲間ができる。ひとつひとつ進んでいくだけなんですよね。そして、その一歩一歩は、凄く大きな変化で。

 

凄く小さな共感が、一生の仲間を作ったりすることもよくあることで。

 

たぶん、誰かと触れ合って(コミュニケーションをとりながら)生きていくというのは、人間にとって、とても大切なことなんだと思う。

 

そして、「自分とは何か」というものを追い続けることも、また、大切なんだと思う。

 

 

じゃあ私自身の「在り方」とは何でしょう。それが良くわからなくて、このブログを書いているのですが、まだ今一つ掴めていません。

 

でも、3姉妹の2番目、ひなちゃんがいじめられていた時に言っていた言葉

 

「後悔なんてしないっっ」
「しちゃダメだっ」
「だって」
「私のした事は」
「ぜったい」
「まちがってなんか」
「ない!!」

  『3月のライオン』5巻より

 

自分の気持ちに正直に、思う気持ちのまま行動し、最後までブレない。

 

その姿に、胸を締め付けられ、また、救われたような気持になったことだけは、覚えておこうと思うのです。

 

自分が正しいと思うこと。自分がやりたいと思えること。

そこに寄り添い、貫けるように。

 

 

というわけで、大人買い推奨。

 

ちなみに我が家には、原画展まで行って、買った絵もあります。