過去の偉人から「自分の生き方」を考えると「生きる意味」がみつかるかも?という話。
みなさんは、過去の偉人で、尊敬する人っていますか?
私、あんまりいないな・・・、と気づいたのが昨日のこと。歴史上の誰かをとりあげて、「そういう生き方をしたい!」と思ったことは、あまりない気がします。
目標設定していくときに「自分がどうなりたいか、どう生きたいか」を考えることもとても大切なことです。あなたが、歴史上の誰かに共感するとき、そこには必ずといっていいほど、あなたにとって大切な理由があります。そこにはすごくポジティブで肯定的な意図が隠されているのかもしれません。
今すぐ見つけてください!というわけではありませんが、もうあなたは知っているんじゃないでしょうか。
であれば、ぜひ、ちょっと深堀して、「自分がどうなりたいのか、どう生きたいのか」を考えるきっかけにしてほしいと思います。
じゃあ、お前はどうなんだ、って話ですよね。冒頭に「あまりない」って書いてあったけど、って話ですよね。
「凄い!」と思う人はもちろんいます。
○曹操孟徳
○織田信長
○チュザーレ・ボルジア
の3人です。
私が思うこの3人の共通点は、「今までの慣習にとらわれず、自分のやりかたで結果を出した人」ってところかなと思います。我々は「思い込み」の世界に生きていますので、自分が生きている世界の常識を大切にしています。その中で「自分の方法論」を押し通すって、とてもとてもすごいことだと思うんですよね。
それぞれ、その時々の支配思想である「儒教」「仏教」「キリスト教」のあり方を突破したような印象を、わたしは受けています。
でも、「凄い」と「尊敬or好き」とはだいぶ違いますよね。自分が「凄い」のゾーンにいる人になれるわけがないと思っていますので。それこそ「思い込み」なのかもしれませんが。
で、考えました。今まで読んだ実在する人物系の歴史小説で好きなのはなんだっただろうかと。
で、ふと思い出したのは『豊臣秀長(著:堺屋太一)』でした。高校の1年のときくらいに読んで、「こんな人生を送りたい!」と心から思いました。
秀長は、御存じ秀吉の弟さんです。あまり目立つ存在ではないのですが、この人がいてこその、「天下人秀吉」だったのだ、と書いてあるのがこの本です。最近再販されたっぽいです。1冊にまとまっているので、読み易いかと。
ああ、なるほど、と。
自分は「自ら何かを変える」存在になりたいわけではないのだ、と。
だからこそ「素晴らしい存在である誰かの支援をする」存在になりたいのだ、と。
思ったわけですよ。
その文脈で言えば「素晴らしい存在」の定義とはなにか?、という話になるのは当然のことですね。簡単です。それは「全ての人間」ですよね。絶対に「生きている人すべてに価値はある」し、その全ての人たちが持っている可能性をサポートし、引き出す。それが自分の使命だし、私に係わる全ての人が可能性を全開にして生きていける、それを見続けるのが自分の人生のビジョンだと気づいたのです。
であれば、塾講師&心理カウンセラーって、けっこう良い職業でやっているのだな、と自分を褒めたくなったり。
褒められるようなことは、まだ、できていないのですが。
そうそう、実際のカウンセリングって、こんな感じのことを、プロに手伝ってもらいながらやっていくのです。