「成績を上げる」「自ら勉強するようになる」ための、効果的な声掛けを考察
どうも!心理カウンセラー兼塾講師のYAPPYです。
そろそろ本気だしていこうかと思います。メンタル×教育、の本領発揮ですね。
今日は、仮説というか「問題提起」ですね。できれば、保護者の方に読んでいただきたい内容です。
ここまでの記事で、子どもたちは「自らやりたい!」と思ったことについて力を発揮するということを書いてきました。そのために一番大切なのは「自己肯定感」を高めることです、というのが主な内容でした。
でも、あまりにも根っこの話すぎて、即効性が無い話でした。毎日使えるネタは、この辺からスタートしていきますよ。では本題です。
子どもたちに「もうすぐ試験でしょ。勉強しなさい!」って声をかけたとします。
これって、有効な声掛けだと思いますか?
ビジネスの現場でも同様です。「明日は月末だ!売り上げあげてこい!」という怒号が朝礼で響いたとします。
これって、有効な声掛けでしょうか?
これ軽く言われて勉強する生徒は、言われなくても勉強する生徒ですよね。もちろん、親がうるさく言うことで、子どもは嫌々ながら勉強を始めるかもしれません。これ朝礼で合唱して売り上げ上げる営業は、合唱しなくても売り上げ上げる営業ですよね。もちろん超絶ブラックな会社だと、恐怖から逃れたくて嫌々外回りにいく営業もいることでしょう。
でも、嫌々ながら、恐怖から逃れるために、始めたところで、身にならないのは皆さんご存知ですよね。たぶん、身を持って。
おそらく、企業の例だと、「これはダメだよね」という感想を持たれる方も多いと思うのですが、そう思われた方でもご家庭に戻ると、子どもに対して「勉強しなさい!」って言っているケースもあるのかもしれません。
では、有効な声掛け、ってどんなことでしょうか。
どう言えば、子どもたちは、「自ら勉強する」ようになっていくのでしょうか。
ここで、逆を考えてみましょう。わざと、勉強しなくても良いというメッセージを入れみましょう。
親子の例は「もうすぐ試験だよね。あまり無理して勉強しすぎないでね。」という声掛けに変えてみましょう。
同様に営業の例を「明日月末だけど、あまり無理して売上あげるなよ。」という声掛けに変えてみましょう。
どちらの例が、良さそうに感じますか?あなたが実際に言われる側だと思ったらいかがですか?
ぜひ身近な例に置き換えて考えてみてほしいのです。「うちの子は甘やかすとつけあがるから!」というお母さんもいらっしゃると思います。
ですよね。その通りだと思います。もちろん、ケースバイケースだと思います。では、どんな時にどちらの声掛けが有効なのでしょうか?
そんな視点から考えていただければと思います。
ポイントは「無意識」かなと思います。潜在意識って言ったりもします。
人間の意識って、氷山がほとんど海の中に隠れているのと似ていて、意識できるところは少しだけだと言われています。
子どもたち、部下たちの意識には、どんな気持ちが隠れているんでしょうか。ぜひ考えてみてください。ここから、心理学の基礎をお伝えしながら、じっくり書いていきたいと思っています。