高校入試に向けて「目標設定トレーニング!」
「夏休みの宿題は終わっていますか!!!?」
どうも、国語の塾講師YAPPYです。
前回から、学習塾での夏合宿用に考えを整理する意味も込めて、書いています。
今回は「目標設定トレーニング」編です。わりと汎用性の高い話だと思いますので、中学生の皆さんはぜひ参考にしてください。保護者の方も、ぜひ意識していただきたい内容です。
では「目標設定」について。(もちろん、どこか高校に行こうと思っているので、このブログを読んでくれているのだという前提で話をしますね。)
今は夏休みも終わろうとしている時期です。2学期に向けて、中2までの基礎をしっかり復習したことと思います。
でも、2学期に入ったら、ちょっと頭の切り替えが必要です。これからしばらく必要なのは「内申点」への意識です。
あなたが目標にしている高校の、合格目安となる「内申点」をきちんと把握していますか?
○足りていない人は「必ずそこまで到達させる」ために、何が必要か。
○足りてる人は「ひとつでも上げる」ために、どの教科を上げていくのか。
を考えていく必要があります。
そこを考えていくことで、9教科の中で、どの教科に力を入れるべきかに気づくことができると思います。評定を2から3にするのは簡単です。3から4にするのは少し難易度があり、4を5にするのは至難の業です。
あなたはどの教科の「内申点」をアップさせますか?
ここからは、「教科」を決めて考えてきますね。
私の担当教科は「国語」ですので「国語」を例に書いてみましょう。他の教科も同様に考えて大丈夫です。「内申点」を3から4にするために考えてみます。その過程を、できるだけ細分化して考えるのがおススメの方法。
9月①:授業で発言を増やす
9月②:授業外で先生に質問してみる
9月③:先生の顔をしっかり見ながら、授業を受けてみる
9月④:国語の教科書に載っている、おススメ図書をあからさまに読んでみる
9月⑤:中間テストで結果を出す
といった具合に9月だけでも、これくらい考えることができます。
「内申点」を上げるって、こういうことなんですよ。
以前も書きましたが、中学生の評価は社会人の営業と同じ評価軸だと思った方が良いと思いますから。
最後に「目標設定」について大切なことを書いておきます。
それは「目標はできるだけ細かく設定したほうが良い」ということ。
「大きな目標」に向かうための、「細かい目標」をたくさん、階段のように設定すること。それが、効果的な「目標設定」の方法です。小さな目標でも、達成したら嬉しいですからね。それが、自己肯定感にもつながっていくのです。この方法は繰り返していくことに意味があります。トレーニングだと思って、始めてみてください。
※ちなみに、「コーチング」って、ざっくり浅く言うと、こういう話です。
とりあえず、今日言えることは、どの教科に力を入れるのかにかかわらず、
「夏休みの宿題」は絶対に初日に提出すること!
これ絶対です。終わってない生徒は、追い込んでね!!!