福岡県公立高校入試~社会で点数アップ!~
どうも、国語の塾講師YAPPYです。
今度、自分がお世話になっている塾の、中3生が関連塾でみんな集まって合宿するイベントがあり、そこで「目標設定トレーニング」と「社会~入試対策~」について話さなければならないので、考えを整理する意味も込めて、書きたいと思います。
まずは、「社会~入試対策~」から。
福岡県以外でも同様だと思うのですが、社会という教科は、「自分が必要とする」点数次第で、大きく取り組み方が変わる教科です。40点必要か、55点必要かで、全く難易度が違います。下の図をみてください。
教科書の情報すべてを外枠とすると、60点満点に必要な知識はブルーの円。40点に必要な知識は黄色の円くらいです。(実際もっと小さいかもしれません。)
当然といえば当然の話なのですが、ここが理解できていない生徒が凄く多いです。TOP高を受験するような生徒たちは60点目指して勉強するのですが、そんな生徒たちが受験の前日とかに、教科書に全く載っていないようなことを質問してきたりするのです。
さすがに前日に「そんなところは絶対に出題されないので勉強しないほうがいい!」と頭ごなしに言ったりはしませんが・・・。そうならないように、事前から、この線引きをしていくのが、受験のプロである塾講師の主な仕事だと思っています。
40点取ることはわりと簡単ですが、60点取るのは難しい。そんな科目です。ですので中3は、「まず自分が社会で何点必要なのか?」を真剣に考えてほしいと思います。
じゃあ、気になるのは、40点ってどこまで?60点ってどこまで?という話ですよね。
大まかに、ざっくりと言いますね。
40点は、教科書の黒文字(重要語句)を覚え、説明できるようになればOK!
60点は、教科書の本文+αを覚え、説明できるようになればOK!
です。だいたい、おおまかに、ですよ。
夏の時点では、そこを目指せば十分だと思います。
それと、社会は「地理」「歴史」「公民」と単元が分かれていますので、自分の目標点数を決めていく際には、注意しておきましょう。「地理」は得意だけど「歴史」は苦手、またはその逆、といった生徒も多いです。
あとは、細かく、生徒ごとに指導をしていく部分になります。
※注:とはいえ、地理は、教科書では勉強しにくいかもしれません。白地図というテキストを勉強したほうが効果的なケースがあります。こんなテキストですね。中学3年生なら買って良し!だと思います。
公民と歴史は、教科書だけでOK!
※公民 の語句でわからないものがあったら、池上さんの「そうだったのか!」シリーズで勉強しましょう。とってもわかりやすいです。「財政投融資」って何?とか難しい話です。いつかこのブログでも取り上げれたらいいなあ。
※なんで勉強しないといけないの?と思ったら、↓コレ。
※あ、でも、紹介している『世界史』は、必要ない部分が超含まれてますけどね。その辺は自己責任でお願いします。