駆け込み「マッドマックス」行ってきました
夜12時を過ぎた帰り道のこと。
後ろを走行する車が、片目(ライトが片方しか点いてない)だったんです。
その車がずっとついてきます。むしろ憑いてきているように感じます。
「いつ、追突されるのだろうか。」と不安を感じます。
だから、アクセル踏んでぶっちぎろうとする自分がいます。
「むしろ急ブレーキかけて、ダメージを与え、破壊してやろう」とさえ思います。
「ダメだ!折角4年は無事故無違反なんだ!もう少しでゴールドなんだ!」と理性が語りかけますが、どうしてもアクセルを踏みたい自分を抑えられない・・・・!
・・・・ええ、観てきました。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
今、家に辿り着きました。理性が勝ちました。危ないところでした。
私は、もともと映画を作るサークルに属してたくらい、映画も好きなのですが、映画館がそもそも久しぶりという状況で、行く前はとても面倒な気持ちでした。
でも、信頼している映画バカ友達が、V8!V8!V8!とうるさいので、行ってきました。
もちろん、超!最高!だったのですが、今一つ、脳が正常に動いている気がしません。
このまま感情に任せて書き進めてよいのでしょうか・・・。
まあ、いいや。行こう。
このブログは中学生向けなので、ここだけははっきりかいておきますが、受験生には、オススメしません。受験生の学業には、この中毒になる感じと、一時的にバカになる(褒め言葉)状態は、不適切です。
と冷静なコメントしてみましたが、内なる衝動が抑えきれない・・・。
叫びたい!
「ジョー!ジョー!イモータン・ジョー!」
(さきほどのV8!V8!も同様の、敵役達の作中での掛け声)
いや、ホント、太鼓・ギター、の使い方といい、敵役の「イモータン・ジョー」は、ある意味、素晴らしい奴だった。
○恐怖とはいえ、きちんと支配している
○子供を大切にしている
○下々の者たちにも、水を分け与えている
○戦いの場では超先陣。
○状況把握も割と早い。
これ、映画が終わった後は、完全に、砦で「内乱」が起こります。(断言)
「内乱」で残った水と緑も汚れるんじゃないの?どっちが良かったの?誰が得するの?って感じですよね。
マックスより、シャーリーズ・セロンより、イモータン・ジョーについていきたいです。シャーリーズ・セロンの役名すらぱっと思い出せません。
やっぱり、今回は敵役が正しいのかな・・・。ただのお騒がせ野郎だし、マックスなんて。影薄いし・・・。よしよし、そこで納得しておこう。
じゃないって!それでもなお、
女性が虐げられている世界はダメなんだって!
「男女に役割の差がない」
そんな世界を作るんだって!!!
ふう、危ない危ない。流されるところだった。おそるべし、『マッドマックス』
そして「女性が戦い男性が治療する」といった場面もあったりと、旧来の男女における役割分担に対し 「男女役割なんてどっちでもいいんじゃね?!」といったすがすがしい解答が確認できるところも、この映画の魅力だったと思います。もちろん、製作者の意図するところだと思います。
「戦うのが男性の役目だなんて、誰が決めたんだよ!」
「輸血したり傷口を縫ったりするのが女性の役目なんて、誰が決めたんだよ!」
といったメッセージがシーンからあふれでているわけです。
そこから、私は、
「働くのが男性の役目だなんて、誰が決めたんだよ!」
「子育てするのが女性だなんて、誰が決めたんだよ!」
「誰が何しようと、自由でいいんだよ!ヒャッハー!」
という気持ちになって帰宅したわけです。
後ろから迫ってくる車と(イメージの世界で)戦いながら。で、帰って皿を洗う、と。
ああ、面白かった。映画館で観ることができて、本当に良かった。
突っ込み所は満載だけど、「それおかしくね?」と思わされる所はゼロでした。2時間ほとんどセリフも無いのですが、きちんとアクションで語り、複線も回収する。脚本もすごく良かったってことだと思います。
最後に伝えたいのは、戦う婆ちゃんたちがかっこいい! ということ。
とりあえず、サントラ買おうっと!!!
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: ジャンキーXL
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2015/06/24
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※この記事は、 国語もカウンセリングも、一切関係ありません。何卒ご了承くださいませm(__)m