ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

普通でいい!(我々)←そんなの知ってるけど?(今の子供たち)

これ、

凄い共感できる記事だったので。

 

子どもが何考えているか理解できない、

というお父さんお母さんに、読んでほしいです。

www.newsweekjapan.jp

 

かつて人々は共同体の中で生まれ、共同体の束縛から離れて自由を求め、そして自分の個性を探した。しかしユースモードが指摘するように、21世紀の私たちにはもはや共同体の束縛はなく、最初から自由で、個性的であることがすべて許されている。そして実は、個性的でインディーであることが逆に圧迫になってしまっている。(記事より)

 

これですよ。

別に、いい車買わなくてもOKだし、

いい女連れてるから、偉いわけじゃない。

 

 

今の中学生たちは、

「反対のための反対」に共感できない。

 

自分が他人に認められるためには、反対するしかない人たち

が、幅をきかせているこの世の中ですが、

今の中学生くらいには、それは響かないんですよね。

 

なーんだ。

今の中学生たちのほうが、よっぽどまともじゃないですか。

 

心理カウンセリングの、ひとつの到達点として、

「それぞれが違うという、多様性を大切にするということ。」

「ひいては自分を大切にすること」

があると思いますが、

 

それを、わざわざ言われなくても、わかっているんですね。

 

今の若い世代、

もはや、

来談者中心療法では、

効果が見えない時代なのでは?

 

”ありのままの自分を受け入れる”

「そんなの知ってるし。で、このあとどうすればいいの?」

 

という段階かもしれないと思います。

 

そんな、若者たちに、結果を示さないと、

心理業の輝く未来はないのではないかと思います。

 

じゃあ、その未来って?

 

他人との違いを追求するのではない新たな自由を求める。自分だけが特別ではないということに解放感をもち、そこに順応することが共同体への帰属なのである。だからノームコアは、より平和的な生き方への道のりなのだ(記事より)

 

それは、

”それぞれの普通”という個性を活かすことができる、

「場(環境)」

を作っていくことが、大人の責務ってことではないでしょうか。

 

今後ゆっくり

「場(環境)」について、掘り下げて考えてみようと思います。

 

我々が、メンタルのプロとして、

個別の面談技術だけではなく、

「場」を用意しファシリテートしていく。

 

そんな未来なのかもしれません。

(※そして、もちろん全ての子供がこうだと言っているわけではありません。)