普通でいい!(我々)←そんなの知ってるけど?(今の子供たち)
これ、
凄い共感できる記事だったので。
子どもが何考えているか理解できない、
というお父さんお母さんに、読んでほしいです。
かつて人々は共同体の中で生まれ、共同体の束縛から離れて自由を求め、そして自分の個性を探した。しかしユースモードが指摘するように、21世紀の私たちにはもはや共同体の束縛はなく、最初から自由で、個性的であることがすべて許されている。そして実は、個性的でインディーであることが逆に圧迫になってしまっている。(記事より)
これですよ。
別に、いい車買わなくてもOKだし、
いい女連れてるから、偉いわけじゃない。
今の中学生たちは、
「反対のための反対」に共感できない。
自分が他人に認められるためには、反対するしかない人たち
が、幅をきかせているこの世の中ですが、
今の中学生くらいには、それは響かないんですよね。
なーんだ。
今の中学生たちのほうが、よっぽどまともじゃないですか。
心理カウンセリングの、ひとつの到達点として、
「それぞれが違うという、多様性を大切にするということ。」
「ひいては自分を大切にすること」
があると思いますが、
それを、わざわざ言われなくても、わかっているんですね。
今の若い世代、
もはや、
来談者中心療法では、
効果が見えない時代なのでは?
”ありのままの自分を受け入れる”
「そんなの知ってるし。で、このあとどうすればいいの?」
という段階かもしれないと思います。
そんな、若者たちに、結果を示さないと、
心理業の輝く未来はないのではないかと思います。
じゃあ、その未来って?
他人との違いを追求するのではない新たな自由を求める。自分だけが特別ではないということに解放感をもち、そこに順応することが共同体への帰属なのである。だからノームコアは、より平和的な生き方への道のりなのだ(記事より)
それは、
”それぞれの普通”という個性を活かすことができる、
「場(環境)」
を作っていくことが、大人の責務ってことではないでしょうか。
今後ゆっくり
「場(環境)」について、掘り下げて考えてみようと思います。
我々が、メンタルのプロとして、
個別の面談技術だけではなく、
「場」を用意しファシリテートしていく。
そんな未来なのかもしれません。
(※そして、もちろん全ての子供がこうだと言っているわけではありません。)