ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

実名では言えない 塾の選び方 その2

とある塾講師のYAPPYが贈る

塾の選び方、その2です。

 

前回は、様々な塾の「売り」と「リスク」について考えました。

 

yappyhappy.hatenablog.com

 

ちょっと悪口みたいに読まれるかもですので、

フォローします。

 


現場の講師たちは、

本当にしっかり頑張っています。

様々な想いを胸に。

 

実際、高給取りの塾講師なんて、一握りです。

たぶん、みなさんが知ったら、

「え?その大学出て、その給料?」って人も多いと思います。

1月から3月まで、本当に休みはなく、

夏休みは、朝から夜中まで、死ぬような思いです。

結婚式を挙げようにも、休みが取れない。

(だから塾講師は、結婚式をGW前にすることが多いです。)

 

でも、

生徒たちのために、頑張っているのです。

 

ええ。マジです。

 

 

でも、

だからこそ、

私は思うのです。

 

そんなに頑張らなくていい、と。

 

 

 

私も頑張っていましたよ。あの頃。

 

今のほうが、技術は上です。明らかに。

教えるのも、コミュニケーションも。

 

 

 でも、大切なのは、技術だけでもありません。

 

その先生、本当にあなたの子どもさんを、大切にしてくれていますか?

本当に大切なのはそこだと思うのです。

 

”大切にする”という言葉も大変難しいです。

何をもって、大切だと言えるのか。

 

私の思う、塾の先生における”理想のかかわり方”を、お伝えしておきます。

 

生徒は、見られていると、集中できません。

  ↓

でも、見ていてほしいのです。

  ↓

だから、目は合わないんだけど、

今この瞬間の前まで、

こっちを見ていたような気がする。

 

「自分のことを見てくれている。そして、邪魔しないでくれる。」 

そんな講師がベストかなと思います。

 

 

実際の授業を見ればわかると思います。(ぜひ授業見学を。)

 

大切なのは、人です。

企業の大きさや、教室数は、

あなたのお子さんと合うかどうかには、関係ないです。

その講師が、我が子と合うかどうか。

 

続きはまた次回。

 

 

追伸:

あ、そうそう、全然関係ないんですけど、

「先生」と「講師」はだいぶ違うと思っています。

 

僕の中では、厳密に言えば、塾の講師は”先生”ではありません。

 

一人称が”先生”だったら、私はその講師を信用しないくらいです。

「なに思いあがってんだよ。」とさえ思います。

(もちろん中には素晴らしい方もたくさんいます。)

 

 

それと、

学校の先生は、基本素晴らしいと思います。

 

生徒や保護者にも、学校の先生より塾講師の方が上だ!

と思っている方がいらっしゃる気がしますが、

全く考え違いだと思います。

 

私は、学校の先生が教員採用試験に合格するときの努力を、リスペクトしています。

また、多大なるストレスの中で、何十年も働かれることにも、敬意を表します。

「教育」という言葉の、「育」の字は先生が背負ってくれていると思います。

 

塾講師なんて、

たかだか、「高校入試」「大学入試」のプロです。

そう、職人なんです。

だからこそ、できることもたくさんあるのですが。