自分に”価値があること”に気づく ~自己肯定の仕組み~
昨日の記事で、ちょっと「自己肯定感」に触れました。大切なことなので詳しくお伝えしますね。
学力アップサイクル(習慣)の肝心要です。
学力アップだけではなく、全てに言えることですが、「自己肯定感」はとてもとても大切なものです。
(私自身、自己肯定感が低かったので、夢とか、希望とか、全然ありませんでした。今は、少しだけ、肯定できるようになってきたし、自分のために生きることができるようになってきましたが・・・。)
これは、親子関係やそれに類するもの(親戚や学校など)の環境によって低くなってしまう傾向があります。
例えば(あくまで一例ですが)
親の何気ない言葉や仕草で(時には子どもが勝手に)傷つきます。
傷つくだけでなく、不安に感じます。
「自分は本当に親に愛されているのだろうか、と。」
勉強しないと、愛されないのではないか。
サッカーしないと、愛されないのではないか。
いい子にしないと、愛されないのではないか。
と。
そして、
勉強すれば、愛されるんだ。やっぱり。
サッカーすれば、愛されるんだ。やっぱり。
いい子にしていれば、愛されるんだ。やっぱり。
と。
もしくは、
勉強ができない私は、愛されないんだ。やっぱり。
サッカーが上手にできない私は、愛されないんだ。やっぱり。
いい子じゃない私は、愛されないんだ。やっぱり。
と、
思うかもしれない。
やっぱり・・、やっぱり・・・。が続いていきます。
そして、そのまま「やっぱり」を繰り返し大人になっていきます。
何気ない言葉は記憶で全く忘れていても、意識の奥では感情や反射レベルで覚えています。
簡単に言うと、親の愛情を受け取れていない状態になってしまうのかもしれません。
そうして、自分を肯定できなくなるのかもしれません。
子どもが、「自分を肯定できない」と感じたとしても、
それを打ち消すくらい、埋め尽くすくらい、
愛情の言葉を投げかけ、体に教えていく。
それが、子供の自己肯定感を、強くしていくのです。
小さい時ほど影響は強いのですが、
大きくなってからでも、効果はあります。
お母さんお父さんは、
気づいたら、その瞬間からが再スタートです。
うちの息子も今4歳なのですが、
良く母(妻)から、
「もう知らない!」「もう面倒見ない!」って怒られています。
そんなとき、僕は、横からこっそり
「お母さんはお前に怒っていたとしても、大好きなんだよ」
「お母さんが怒っているのと、好きかどうかは別で、大好きなんだよ」
って耳打ちしてます。
それを続けていくと、だいぶ、不安は解消されたようで、
我が子は、超、言うこときかなくなりました(笑)
お母さんが怒っても、「どうせ俺のこと好きなんだろ?」的な対応が目立ちます。そんなストレス耐性で、逆に社会生活していけるのかな?ってこちらが不安になるくらいです。まあ、これも、方法論のひとつですからね。子育てって、本当に難しいですね。
私自身がそうだったのですが、
自己肯定感が低い人は自信が無かったり、夢や希望を持つことを諦めたり、そもそも持てなかったりすると、自己実現が出来にくくなってしまうかもしれません。人生を受動的に生きている状態とも言えるかも。
じゃあ、大人になってから、自分自身でその自己肯定感を強くするにはどうすればいいか。
もちろん、心理カウンセリングが有効なことは間違いありませんが、いろいろと方法はあります。次以降の記事に続きます。