「あなたのことが大好きなんだよ」と伝え続ける
「最近、子どもに、大好きだよって、言ってあげてないな・・・」
子どもが大きくなるにつれ、そんなお母さんも増えてくるのではないでしょうか。
今日はそんなところも、子どもが力を伸ばすには大切なんですね、という話です。
子育ては気持ちを伝えあうことが大切
先日お話させていただいた方も、そんなひとり。ちょっとだけ子育てに悩む3人のお子さまを育てるお母さんでした。
「いったい、いつから言ってないのかな」
「なんで言わなくなったのかな」
子どもがもっとずーっと小さい時は、言ってあげていましたよね。
お母さん。あなたは何歳くらいまで「大好きだよ」って言葉を伝えていましたか?
もしかしたら、今もたくさん言ってあげているかもしれませんね。そんなお母さんはそれでOK!です。どんどん言ってあげましょう。
そう、言葉にして伝えるということは、とても大切なことなんです。
ちゃんとした母である、ということ
先ほどのお母さんはとても立派なお母さんでした。3人の子どもを育て、それぞれの子どもの将来を気にかけていました。(それだけで、とっても素晴らしいことです!)でも、ちょっと心なしか、表情も沈んでいるように思えました。
受験に必要な内申点についてや、内申点を上げる仕組みについてアドバイスをさせていただき、その後、お話を聴かせていただきました。
とてもお子さんを愛されていて、その気持ちがこちらにぐっと伝わってくる方でした。しっかり子育てされていて、まじめなお母さんだな、という印象を受けました。ちゃんとしたお母さんなんだろうな、って感じです。
お母さん自身が笑顔であること
でも、最近、抱きしめたり、愛していることを言葉にしたり、あまりしていなかったそうです。
「なんで言ってないんだろう」
って考えられていました。あの頃はあんなに言っていたのに、って。
そこでは答えがでませんでしたし、それぞれでいろんな理由があることも間違いありません。
もしかすると、子どもが大きくなってくると、照れくさくなってくるかもしれませんし、忙しい毎日であることも影響するかもしれません。
そこでお母さんにお伝えしました。
「お母さんが笑顔であること、楽に生きることが一番ですよ」と。
(もちろん子どもの学力アップのためにも。)
子どもを愛することを伝える母であること
これは私がそう思っているだけなのですが、「ちゃんとしたお母さん」であるよりも、「子どもに愛を伝えるお母さん」のほうが良いと考えています。
ごはんが手抜きでもいいんです。
だらだらしていてもいいんです。
掃除が行き届いてなくてもいいんです。
わが子に「あなたのことが大好きなんだよ」と伝え続けることができれば、それが一番大切だと思います。
ちゃんとした母親<子どもを愛することを伝えられる母親
だと思います。
それが成績にどう反映されるかは、また次回書きますね。
では、また。