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国語力アップ×メンタル強化=がっつり成績アップ術 プロフェッショナル心理カウンセラーYappyのブログ

プロフェッショナル心理カウンセラー&塾講師・家庭教師(国語・社会)Yappyの学力アップブログ

福岡県公立高校入試のパラダイムシフト~28年度「国語」雑感~

高校受験 自分の話

どうも、国語塾講師をしていたYAPPYです。

昨日行われていた入試の問題を確認しましたので、国語についてその雑感を語っておきたいと思います。

 

28年度福岡県公立高校入試国語の衝撃

ちょっと大げさに書いてみましたが、国語については、大きな驚きがふたつありました。

①大問3が随筆から小説になった

②直前に実施した予想問題と同じ問題が出題された

 

いや~、興味の無い方には心からどうでも良い話だと思いますが、個人的には本当に衝撃でした。おそらく国語を教えている福岡県の人はほぼ同じ気持ちだと。

詳しく語ってみたいと思います。

 

①大問3が随筆から小説になった

国語入試問題は、かなり長い間、大問が4つにわかれ、それぞれ①論説文②古文(漢文)③随筆④作文という形で出題されていました。その③が今回、小説になりました。これは、福岡県入試国語のパラダイムシフトとさえ言えるでしょう。

パラダイムとか書くと逆にバカにしてるみたいなので、まじめに解説。)

 もともと文学的文章というカテゴリーの中で『随筆(エッセイ)』が出題されてきたことにどんな意味があるのかというと、「筆者の意図を理解する力を鍛えるため」になります。福岡県としては、文章として表現された書き手の意図を正しく理解することが、高校生に必要不可欠だと、そういう見解だったわけです。

 

しかし、福岡県の入試が小説になったということは、「登場人物の心情を理解する力を鍛えてほしい」というメッセージだと考えることができます。福岡県の教育としては、という話になりますが。

要は「人の気持ちを理解する力」が大切になってきたと、そういう見解に変化してきたわけですね。

 

「書き手の意図」→「人の気持ち」への出題内容の変化は、福岡県の中学生において大きな変化となります。

何故かって?そりゃ、夏休み以降、膨大な量を解いてきた「随筆」が全部「小説」に変わるので、大きな変化です。人の気持ちがわかる高校生が増えてくるかもしれません。

 

わりとマジな話です。

 

 

②直前に実施した予想問題と同じ問題が出題された

ここは個人的にびっくりした小ネタなんですが・・・。

ここ10年くらいで、模擬テストでは「県模試」という模試を行う会社が伸びてきていました。もともとは「フクト」という会社が福岡中学模試の業界では、完全にNO1だったのですが、本番入試の出題傾向と離れている部分もあって、「県模試」を実施する塾も増えてきていました。

 

↓この会社です。

トップページ | 教育開発ONLINE

 

 

さらに後発で、「一斉模試」という試験も、少しずつ広まってきています。こちらはテキストの卸売会社さんになります。

株式会社ブロッサム|塾用教材販売 ブロッサムグループ-九州・北九州・横浜-

 

で、この会社が出している受験直前用のテキスト(模試5回分)ですよ。

なんと、今年本番の「古文」とまったく同じ文章の問題を載せていたんですね。「古文」で一度見たことがあるというのは、本当に、超、アドバンテージなんですよ。うちの塾の生徒は、喜んだでしょうね~。「同じ問題、キター!」ですよ。本当に。

 

ブロッサム|県版入試対策EXCEED

↑このページの「EXCEED ファイナル」ってやつですね。

 

古文の文章を当ててくるとは・・・・。驚愕ですよ。来年からかなりの塾が導入するんじゃないですかね。模試も、テキストも。

 

はっきり言って、フクトの時代が終わろうとしている。そんな気持ちにさえなりますね。

 

といった、業界の勢力図が塗りかえられる瞬間を目の当たりにした、というわけですね。

 

いや~、面白かった、今年の入試問題(笑) 

教えてて良かった。