男子が好きな女子に意地悪をする理由
「心の栄養」は「人との関わり」で増えていく。
と前回の記事でもお伝えしました。
でも「人との関わり」は様々です。
“嬉しい”関わりだけもらえると嬉しいのだけど・・・。
というところから、
男子が好きな女子に意地悪する理由まで、
書いていきますね。
「人との関わり」の中には、実際に言葉を交わすだけではなく、目線を交わす、仕草で伝える、軽く触れる、抱きしめる、殴る、蹴る、など、ありがたいものから、ありがたくないものまで、様々だということを、皆さんご存知だと思います。
貰って嬉しいのはどれでしょうか?
抱きしめられるのが、嬉しいでしょうか。いえいえ、絶対に抱きしめられたくない相手もいるはずです。
殴る、蹴る、は欲しくない?いえいえ、たぶん趣味嗜好の中でそれが欲しいという人もいるはずです。
そう、「人との関わり」は、貰う相手によって、また状況によって、嬉しかったり嬉しくなかったりするのです。
「人との関わり」には3種類あると言われています。
それは、「プラス」「マイナス」「まったく関わりが無い」の3つになります。
①プラスの関わり
受け取る側が嬉しい、と思うコミュニケーション
②マイナスの関わり
受取る側が嫌な、コミュニケーション
③まったく関わりが無い
そもそもまったくコミュニケーションがゼロの状態
どれが一番嫌です?②でしょうか?
殴られたりするより、何もされない方がマシだと思う人もいらっしゃるかもしれません。
でも、実は人間にとって一番キツイの状態は、③だと言われています。生きていけないくらいの話です。(詳しくは前回の記事を。)
なので、
③(ゼロ)にならないように、②(マイナス)でも欲しいと思ってしまうのです。
これが、小学生男子が好きな女子に意地悪をする秘密です。
「YAPPY君って・・・誰それ?」よりも
「YAPPY君は意地悪だから嫌い!」のほうがマシなのです。
もちろん、「YAPPY君大好き!」と言われたいのはやまやまですが、そう簡単なものではありません。
というわけで、
できるだけ、相手の立場にたって「プラス」になるコミュニケーションを心がけてみましょう。
そして、貰う立場になったとき、「プラス」をそのまま受け取りましょう。周囲の人たちに無理やり貰ってもOK。(次回ここを詳しくお伝えしますね。)そして、自分自身でも自分をもっと認めてあげる声掛けをしてみてはいかがでしょう。
子育ての時も、もちろん同じです。
もしかしたら本当は「お母さんやお父さんに褒めてほしい」と思っているのに、それが貰えないと思っているから、わがまま言ったり、怒ってみたり、妹や弟に意地悪したり・・・、そんなこともあるかもしれません。
子どもの「心の栄養」を貯めることが、良いコミュニケーションの秘訣なんです。
でもそのためには、まず自分の「心の栄養」を貯めること、です。
まずは、家族や友人に褒めてもらってください。強要してOK!さらにそれを素直に受取ってみましょう。
「私、頑張ってる?よね?!」→「そうよね!」みたいな感じで全然OK!貰いまくってくださいね。