ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

あなたの物語が持つ力

皆さんにも好きな物語がありますよね。

 

 

面白い映画を見続けるのに、努力はいらないです。 

映画がはじまったとたんに、

自然と物語にひきこまれ、気がつけば時間を忘れて、

のめりこんでしまいます。

 

最近、ビジネスの現場でも良く言われていることなのですが、

 

ストーリー(物語)には、

行き詰まってしまった問題を、解決してくれる力があります。

 

例えば、
○ブランドを創るときには、そこにストーリーが必要
○リーダーシップを発揮するなら、そこにストーリーが必要
といった感じです。

 

心理カウンセリングの現場でも、交流分析(TA)の理論の中で

「人生脚本」という自分が決めたストーリーの中を私達が生きていることを

学んだ人もいらっしゃるかと思います。

 

 

では、ストーリーということの中身について、ちょっと考えてみましょう。

 

神話には良く知られた共通のパターンがあると言われています。

 

神話学者のジョセフ・キャンベルが言うのは

「日常の世界から、非日常へと旅立つ。その過程で宝を獲得し、再び日常の世界に帰ってくる」というパターンになります。

ジョーゼフ・キャンベル - Wikipedia

 

このパターンで語ることでその物語は記憶され、たくさんの人に広がっていくと言われています。


この神話論が「スターウォーズ」の物語の原型になったというエピソードは良く知られているようですし、「バックトゥーザフーチャー」「ロードオブザリング」「ダイ・ハード」など、様々なハリウッド映画でもこの構造は多く使われています。実際「桃太郎」なんかもこんな話ですし、「ワンピース」や「ドラゴンボール」も同様なんです。


皆さんは、今までに、どんな宝を得たのでしょうか。

 

それは、家族かもしれないし、仲間かもしれません。または、仕事や、生きる意味そのものだったりするかもしれません。もしくは、これから得るための、旅の途中かもしれません。

 

ただ、
自分自身の物語における「意味」を知ることで、とても大きな変容が促されるのではないでしょうか。

 

物語というのは、本当に大きな力を持っていると感じます。

 

追伸:ちなみに私がこの1年で一番良かったと思う映画は、前にも書きましたが「マッドマックス~怒りのデスロード~」です。

 

それこそ、マッドマックスのあらすじを簡単に言うと、

「行って戻ってくる話」ですからね(笑)

 

明日、4DXで上映されるところがあるので、行ってきます。

超、楽しみ。