受験と、大学と、これからの学び方
大学入試が変わってきたことを、以前、お伝えしていましたね。
これからは、つめこみ式の勉強ばかりしていてもダメなんですよね。という話でした。
大学入試の変化に応じて、高校の教育も変わってきていると思います。
例えばこんな記事。2・3日前の日経新聞。
正解をひたすら暗記する受験勉強をしてきた高校生の多くが大学に入って壁にぶつかっている。高校の段階から、答えのない問題を考える力を身につけさせる教育に変えていかなければならない。(記事より引用)
ということは、ですよ。
高校でその壁にぶつかることになりますよね。高校に行って「答えのない問題」に直面したとして、その壁越えられますかね。
もっと、小学校・中学校から、この部分について考えさせていかなければならないんじゃないでしょうか。
親が子どもにより良い高校大学に行かせたいのは、「学歴が子どもたちの将来に、良い影響を及ぼす」ことを経験として知っているからですよね。
ただ、社会で働いている親は「学歴は思ったほど、人間性や結果と関係ない」ことも知っていると思います。
私が昔働いてた町では、「うちの子には、大学くらい出てもらわないと、働くところがありません!」と言っているお父さんが、「大卒は使えねえ・・・」とも言っているのって、わりとよくある光景だったりします。
子どもからすれば、どっちなんだよ!的な。
もちろん、お父さんの気持ちはわかります。
でも、もう時代は変わってしまってきているのです。
PDCAサイクルのなかで改善していくだけでは、自分の収入を上げていくことはできない時代が、もうすぐそこまで来ようとしています。人と同じことが同じレベルでできることは、もはや美徳でもなんでもなく、自分のできることを最大限伸ばす生き方が求められるのです、
そして、最大限のアウトプットをしていくためには、その子が「本当に人生をかけてやりたいこと」に出会うのが、収入的にもベストになってくるのではないでしょうか。
本当にやりたいことに出会う、そしてその力を重要視していく。
自分の力を信じることができるようになる。
そのために、親として、指導する側として我々は何ができるのか?という話です。
それこそ、いつも書いている、自己肯定感なんですよね。
そういった部分を育てることのできる大人でありたいですよね。
じゃあ、具体的には、、、という話を書いていきたいですね。