「3月のライオン」は当ブログのダントツ一押し漫画です
先日、当ブログのイチオシ漫画の新刊がでました。
当ブログを読んでいる中学生は、全員必読!
小・中・高の子どもを持つ親も、全員必読!
と、新刊がでた嬉しさのあまりテンションをあげてみました。
もちろん、国語の学力も上がります。
私は、漫画から小説を通過しつつ哲学書まで、
週刊少年ジャンプからドストエフスキーを通過しつつヴィトゲンシュタインまで、
日々、幅広く活字を追いかけています。
紙媒体が大好きです。
そんな私の一押しが、この漫画です。
現在生きている世界中の作家さんの中でも最高峰かと。
(当然、特装版で購入。日記が可愛い。)
親を事故で亡くした将棋指し(高校生)が、
親に捨てられたり病気で亡くしたりした三姉妹と、
触れ合っていくうちに、大切なものに気づき、築いていく・・・。
と言ってしまえば、そんな話なんですが・・・。
今回のあとがきに、作者のうみのチカさんは
零(主人公)は、「できること」がひとつずつ増え、大人になっていく
というようなことを書かれていました。
信じることができないと思っていた世界。
居場所がないと思っていた世界。
でもその世界にしがみついてでも、まっすぐ生きていくことで、必ず同じ方向を向いて歩いていく仲間ができる。ひとつひとつ進んでいくだけなんですよね。そして、その一歩一歩は、凄く大きな変化で。
凄く小さな共感が、一生の仲間を作ったりすることもよくあることで。
たぶん、誰かと触れ合って(コミュニケーションをとりながら)生きていくというのは、人間にとって、とても大切なことなんだと思う。
そして、「自分とは何か」というものを追い続けることも、また、大切なんだと思う。
じゃあ私自身の「在り方」とは何でしょう。それが良くわからなくて、このブログを書いているのですが、まだ今一つ掴めていません。
でも、3姉妹の2番目、ひなちゃんがいじめられていた時に言っていた言葉
「後悔なんてしないっっ」
「しちゃダメだっ」
「だって」
「私のした事は」
「ぜったい」
「まちがってなんか」
「ない!!」『3月のライオン』5巻より
自分の気持ちに正直に、思う気持ちのまま行動し、最後までブレない。
その姿に、胸を締め付けられ、また、救われたような気持になったことだけは、覚えておこうと思うのです。
自分が正しいと思うこと。自分がやりたいと思えること。
そこに寄り添い、貫けるように。
というわけで、大人買い推奨。
3月のライオン コミック 1-10巻セット (ジェッツコミックス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: コミック
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ちなみに我が家には、原画展まで行って、買った絵もあります。