中学校の学びをする意味「そもそも編」
どうも、心理カウンセラーで国語の塾講師。YAPPYです。
私が長年塾で働いてきた中で「なんで勉強しないといけないの?」という声をよく聞きました。過去の私は「選択肢を広げるため」や「目標を達成する喜びを得るため」といったようなことを、答えいていました。
でも、それって、初めの疑問に答えることができてないよな・・・、と思い、このシリーズを書くことにしました。
中学生が勉強するモチベーションを保つため、また「中学生の子を持つお母さんやお父さんのわが子とのコミュニケーションのネタ、として読んでもらえたら、嬉しいです。
まず、「中学校の学び」について書く前に、「小学校の学び」についても少し書きますね。
「小学校の学び」は、日本で生きていくために「最小限必要な知識」だと、私は捉えています。
ある程度の計算をほぼすべての人ができ、読み書きもほぼすべての人ができる。そんな日本であることは素晴らしいことですよね。
それと、もうひとつ。
「小学校の学び」は「学ぶ楽しさ”を知るためのもの」であると私は思っています。
「できるようになった!」「わかった!嬉しい!」という気持ちを、育てることが、小学校ではなにより重要なのではないかと思います。
だからこそ、小学校時代から、むしろ0歳児のころから、「できる、わかる、喜び」を育ててほしいと思います。それがこのブログでお伝えしている「成績アップサイクル(習慣)」の”一番大切なこと”です。
(学びは、学生時代だけでなく、むしろ社会人になってからのほうが必要不可欠なものだと実感しています。)
「中学校の学び」は、”社会に出るための準備”だと捉えています。
中学生で勘違いをしている生徒も多いのですが、高校に行くのはあたりまえではありません。社会に出る方もたくさんいらっしゃるのです。
その前提で、「中学校の学び」やカリキュラムには社会に出ていく力を持った人間を育てる意図があります。私はそのように肯定的に捉えています。
だから、「内申点」が大切なんです。
社会に出て、
○頼まれた仕事を提出しない・・・→宿題をしない
○理由なく勝手に遅刻する・・・→遅刻する
○仕事中に寝る・・・→授業中に寝る
といった状況では、お金はもらえませんよね。
「中学校の学び」とは、社会人として在り方を学ぶこと。だからこそ「内申点」という評価軸があり、高校入試の際にも判定の一部となるのだと思うのです。中学校では、勉強は仕事だと割り切るくらいの意識が大切かもしれません。
でも、そんなこと書いても、「で?なんで勉強しないといけないの?」というところには答えれていないので、
教科ごとに「学ぶ意味」をお伝えできたらいいなと思います。お楽しみに 。