本当に怖かった話 ~in 山口
前回の記事で、
「北九州で遭遇した、本当に怖い話」について書きました。
(※この記事も、 国語もカウンセリングも、一切関係ありません。何卒ご了承ください)
こちらも、山口で遭遇した、本当に怖い体験談です。
あれは、大学生の時なので15年くらい前でしょうか。
山口の山道は、ガードレールが黄色なのを知っていますか?
昔は走り屋が多く、事故が多かったのです。
で、その事故対策のため、
黄色のガードレールにしたという話があります。
黄色のガードレールはとても高価。
事故ったらウン百万の請求があるということで、
走り屋が大幅に減るという話がありました。
私が行ったのは、もう走り屋たちが絶滅した頃の話。
山口市から北の山奥へすすんだところに、
知る人ぞ知る
二十○世紀の森というところがあります。
けっこう山の中で、
行く途中に、イノシシを撥ねそうになったことを、覚えています。
それもまあ、怖い話ですが。
今もあるのかはわかりませんが、
その駐車場の一角に、
赤い格子状の色をつけた駐車スペースがありました。
そこは、
「暴走族に息子を殺された父親が抗議のために自殺したところ」で、
その場所に車を停めると、
ブレーキが効かなくなるという
いわくつきの場所だったのです。
で、まあ、
そこは、バカな大学生が集合して行っていました。
もちろん、僕はビビりなので、別のスペースに停めていました。
が、
僕の車を、アホな先輩が、そのスペースに向けて動かしやがったのです。
「おいおいおいおい!」
と思ったのですが、後の祭り。
僕の車は、その赤いスペースを通過してしまいました。
先輩がやることなので、怒るわけにもいかず、
「勘弁してくださいよ~」みたいなノリで、その場は済んだのです。
で、
帰ることになって、峠を下っていたのですが、
先ほどのイノシシを撥ねそうになった箇所らへんで、
ブレーキが効かなくなりました。
正直、「終わった!」と思いました。
が、なんとか、シフトを1速に入れ、
超徐行運転で坂を下ります。
本当にびくびくしながら、ゆっくり坂を下りつつ、
光を目指します。
すると、小さな赤い橋があり、
そこを超えると、
ブレーキが効くようになりました。
もう、二度と、
ヤバイと言われているスポットに関わるのはやめとこうと、
本気で思いました。
帰り道、
アホな先輩を、グチグチ責め続けたたことは言うまでもありません。
皆さんも、怖いと言われているところには理由があるので、
関わるのは止めておきましょう。
という、ガチで怖かった話でした。
(冷静に考えれば、なんかの理由でブレーキが効きにくい坂なのかなとも思いますが、検証する勇気はありません。)
前回の話とはテイストが違ったでしょ?
とか書いていたら、急にテレビが点いたんですけど。
なんですかね、コレ。