福岡県の高校入試、国語で50 点〜②論説文
福岡県高校入試の国語で50点とるためのシリーズ。
今回は、大問①論説文について書いていきましょう。配点は15点。13点を目安にしましょう。
まず論説文について重要なのは、前回記事と同じく時間管理です。
読むスピードを鍛える必要があります。
これは、意識して読む力を鍛えるしかありません。が、「速読」までするのはやり過ぎかと。
ここで、「問題から読む」というテクニックをオススメするところもありますが、私は効果があまりないと思います。
結局、王道が、一番近道です。
では、具体的な内容に入ります。
「漢字」「品詞」「言い換え」「抜き出し」に関しては、練習あるのみ。
過去問→テキスト→過去問→テキスト→過去問
のループが、王道かつ近道です。
フクトのテキストを買っておけば、傾向が掴めます。
「 福岡県版高校入試の徹底的研究 2016―にゅうけん2016」
というものを、学校で買えるチャンスがあるはずです。
ここでは、難易度が高い、「(字数の指定で)まとめて書け」形式を解説します。
昨年(27年度)の入試は、
「筆者の考える教育とはどのようなものか、20〜25字でまとめて書け。ただし、同情、導くの二つの語句を必ず使うこと(活用可)」
でした。
この、同情、導く、二つの語句を使うのが、大きなポイントです。
直前の文に、
「頼まれてもいないし望まれてもいないのに、助けに行くというところが人間にはあって、教育はその最たるもの」という表現があります。
ここを、同情、導く、で表現します。
では、本文から、同情、導く、の二つの言葉を探します。見つけたら、しっかり印を付けましょう。
で、ここが大切なんですが、満点とる必要はありません。部分点でOK。
後は、まとめよう。3点問題で、1点とれば、OK。
コツは、使う材料を先に探してしまうこと。後は指示にさえ従えば、部分点はとれます。
やれば、形式に慣れ、対応できます。
では、明日の古文編に続きます。せば!