我が息子(4歳)の事例~心理カウンセリング的に
どうも、心理カウンセラーで、塾講師のYappyです。
今回は、アドバイスについて、ちょっとだけ触れますね。
突然ですが、うちには4歳の息子がいます。
最近一生懸命、ひらがなを練習しています。
まだまだ練習中なので、ちょいちょい間違います。
で、お母さんが
「○○したほうが上手に書けるんじゃない?」
ってアドバイスすると、
ブチ切れ
「お母さんは、せんで!!!!!」
って感じです(^_^.)
4歳でも、
アドバイスされたら、嫌なんだ
って、微笑ましく眺めています。
ただ、
「上手ね。すごいね。」って
言われたいだけなんですよね。
これって、
中学生になっても、
30歳になっても、
60歳になっても、
たぶん、おんなじです。
人は、自己中です。
もうそれはどこからみても疑いようのない、
自己中です。
基本、褒められたいんです。
でも、大人になるにつれ、
いろんな経験が邪魔をして、
「どうせ褒められないから」
とか、
「褒められないと悲しいから」
とか、
そんな理由で、
わざと褒められないように生きていく。
そんな場合もあるのです。
そんなこと書いてたら、
さっき、子どもが、
シャツも着ないまま、
「お母さんちょっと来て~」
と呼んでいました。
お母さんは、
「シャツ着ない人のところにはいかないよ」
と言い続けた結果、
息子は
「もうお母さんのこと嫌い!!!」
って言ってました。
先ほどの、
「どうせ○○だから」
はここから生まれていくのかもしれません。
「お母さんは呼んでも来てくれない」
↓
「来てくれないと悲しいから」
↓
「わざと嫌われるようなことを言う」
のです。
これを何度も続けていくと、
やっぱり、(←ここ大事です)
「お母さんは、僕の言うことを聴いてくれない」
と思い、
同じことを、何度も繰り返していきます。
それが、
「自分の言うことは、だれにも聴いてもらえない」
という考えになり、
それが、
「人前で話をするときに緊張する」
というところに繋がっていったりするのです。
実際にカウンセリングを受けたりする理由は、その、
「人前で話をするときに緊張する」
だったりします。
ですので、
心理カウンセリングは、
この道を、逆に辿っていくことが、ひとつの方法論でもあるのです。
逆にたどるとき、道はわかりません。
一緒に寄り添い、探っていく話だったりします。
この辺の話は、交流分析(TA)という理論をもとにしています。
アドバイスについてですが、
基本的に、
心理カウンセラーはアドバイスをしません。
だって、答えはその人の中にあるから。
その答えや、価値、資源、
そういったものを引き出していくのが、
心理カウンセラーです。
この辺の詳しい話は、また書きますね。
親は、
褒めましょう。
そして、
「本当は愛しているんだよ」(今は怒っているけど)
ということを、体全体で伝えていきましょう。
子どもは始めは受け入れられないかもしれませんが、
続けていると、
入るようになります。
ちょっと続けてやってみると、
見違えるように子どもは変わります。
それが、
学力アップサイクルです!!!(久しぶりに、このフレーズ使った。)
そういや、このブログは、学力アップサイクル(習慣) を書いていくブログでした。
結局、子どもの自己肯定感を高めることが、結果に繋がる。
そういう話なんですね。