実名では書けない、学習塾の選び方 その1
さ、そろそろ、本当に書きたかったことを書いていきますよ!!
プロフェッショナル心理カウンセラーYAPPYが、
塾講師の立場から、後悔しない塾の選び方をお伝えします。
夏期講座前ですもんね!!
3回シリーズくらいで書くつもりです。
では、初回。軽くいきます。
(とある塾講師という立場を忘れて、はっきり言いますよ~。)
まず、皆様にお伝えしたいことは、
全ての学習塾は、営利企業である
ということ。
(軽くないですね・・・。)
その塾の、強みが何か、弱みが何か、ということを理解し、
その強みが、
我が子にとって強みになるのか?
を考えてください。
ここで注意してほしいのは、
一旦通った塾を変えるのは、すごく労力が必要となりますので、
渾身の力で選んでいただきたいということです。
子どもの意見に流されず、
親がしっかり塾の先生と話し、
子どもとも、しっかり話をする。
これが大事です。
では、本題。
お母さん、お父さんは、塾を選ぶとき、まずこれを聴きましょう。
「あなたの塾の売りはなんですか?」
チラシにも大きく書いてあると思います。
その「売り」はとても大切なものです。
そして、その言葉の「裏」にあるリスクも受け取りましょう。
例えば、
①「地域のTOP高に、○○○人入れています!」
→売り:三ケタだったら立派。そこに入れるノウハウは十分にある。
→リスク:合否が微妙な成績の生徒も、TOP高を受けなければならない雰囲気になる。もちろん、公立合格率は下がる。TOP高(せめて2番手校)を受験しないと、塾では戦力とカウントされないので、担当する先生のレベルが下がる。
②「公立高校合格率100%です!」
→売り:公立いけるかどうか瀬戸際の生徒の尻を叩く(比喩)のが上手い。
→リスク:公立に合格させるため、志望校を下げさられる。本人は、チャレンジすれば良かった、と後悔が残る。
③「夏期講座の終わりに合宿に行って、皆で遊びます!!」
→売り:無し。論外。
→リスク:塾は遊びに行くところじゃない。というより、それしか売りがないのか、と見ているこっちが不安になる。
④「夏の間、塾にずっと生徒を呼びます!毎日朝から夜中まで!!!」
→売り:頑張ったという達成感を得ることができる。(結果は必ずしも比例しない)
→リスク:親がきつい。本人もきつい。人間、集中できる時間がそんなには持続しない。「私も頑張ります」「生徒も頑張らせます」という講師の言葉が、なにかに駆り立てられているようで、不安になる。
⑤「面倒見やしつけをしっかりしています」
→売り:そもそも、面倒見やしつけは塾の仕事ではないと思うが・・・。
→リスク:そういう塾は実際していないことが多い(主観)。他に売りがない。というより、面倒見は塾の仕事ではない。
おおむね、このどれかに属すると思います。
リスクだけみると、行く塾なんてありません。
では、何のために塾に行くんでしょう?
もちろん、志望校に合格するため。
ですよね。
でも・・・、
その先生、本当にあなたの子どもさんを、大切にしてくれていますか?
本当に大切なのはそこだと思うのです。
続きはこの記事です。