聴く力を身につけて、国語力アップ!
先日の記事で、
「国語の力を上げたかったら、いっぱい読むべき」
みたいなことを書きましたが・・・。
今日は、別の側面からお伝えしたいと思います。
最近心理カウンセラーとして、
凄く共感したことがあります。
それは、
「読み書き」=国語っておかしくない?って話です。
↓こちらの本を参考にしています。
外山慈比古著 「思考力の方法(聴く力篇)」
先日お話ししたNLP(神経言語プログラミング)などでも習っているのですが、
我々が認識するのに使う力は、
「視る(視覚)」
「聞く(聴覚)」
「触る(触覚)」(ここでは味覚・嗅覚なども含みます)
が主なものとしてあります。
我々はこの5感を使えるだけ使って、認識しています。
(この3つの要素を使ったイメージトレーニングも、非常に有効ですので、後日書きます。)
が、しかし、
「視る(視覚)」→読む力
「触る(触覚)」→書く力
だとしたら、
「聞く(聴覚)」
はどこで習ったのでしょうか。
義務教育の中で国語のカリキュラムが目指したものは、
たぶん、識字率を100%にすること。
なかでも、中学校のカリキュラムは
基本的に社会に出る際に必要なもの。
(たとえば、取扱説明書を読むことができる等)
だと私は認識しています。
確かにそういった意味では、目標を達成していると言えるとは思います。
ただ、現代で、
社会に出るために必要なものって、
コミュニケーション能力も含まれると思うのです。
当然ですよね。
そして、コミュニケーション全般について学ぶのは、
国語の授業しかないと思います。
(偉そうに書いていますが、私自身、聴く力ははっきり言って、足りていなかったと実感しています。)
ですので、
もう少し、「聴く」や「話す」が、
カリキュラムに入ってもいいんじゃないかと
思います。
とはいえ、
学校のカリキュラムがそこまで急に変わったりはしないと思いますので、
このブログをお読みいただいている方々には、
成績アップにつながるところを、
お伝えします。
国語力は
「名文と呼ばれる文章を、声に出して読むこと」
で、ぐーんとアップします。
声に出して読むことで、
自分の声を聴きながら、(←ここ大切です!聴く力を自分で鍛える!)
文章を味わうことができます。
実際、うちの生徒達でも、
「何が変わるの?」とか
「上がったことが実感できない」という感じです。
でも、たとえば、
中学校のカリキュラムの中で、
「百人一首」をできるだけ暗記しよう!
みたいなイベントがあって、
一生懸命、暗唱して、覚えた生徒がいるとします。
その生徒は、
例外なく、
「国語力がめっちゃアップ」します。(断言)
我々の、
意識の上にある部分って、ほーんの少しなんです。
大部分の意識は、ほとんどが隠れています。
ただ、体は知っています。
「声に出して読むことで」
あなたが気づいていない
「国語力が上がったこと」
を。
きっと体は気づいています。
まずはお試しあれ。
小学生や未就学児がおうちにいる方は、
ぜひ、たくさん読んであげてください。
小さい時に聴くのは、大切な学びです。
「今日の学力アップサイクル(習慣)まとめ」
〇国語力をアップするには「読む量」が大切。
そのうえで、
〇「名文」を声に出して読むのも有効。
その、習慣、始めてみよう。
「名文」ってなに?って声も聞こえそう。
それは・・・、
教科書に載ってますm(__)m
「話す」大切さについては、またの機会に。