ローカルフリーランス日記

北九州地方に住むフリーランス。話を聴く人。イベント作り。創業機運醸成、防災、街づくり、引きこもり支援、博物館、フードイベント、句会、古代史研究会など。昔のことは→ https://works.toiroha.jp/500

今、やりたいこと。

しばらく更新していなかったので、今考えていることを。最近活動していることの理由みたいな話で、理念的な話です。

 

まあ、ニートの戯れ言っすね。

 

 

【一番大切なのは家族の幸せ】

 

大人が幸せになるのは本人次第だと考えているので、(良きにせよ悪きにせよ、自分自身が選んだ道を大人は進んでいる。)幸せになっていくなかで、誰かの手助けが必要なのは子どもたちだと考えます。

 

んで、「我が子の幸せ」と考えた時には、現状彼はわりと幸せに生きている気がします。

 

でも彼が大人になっていく、これからの人生の幸せを考えたとき、

どうしても、日本の未来や教育の限界から目を逸らす訳にはいきません。

 

様々な仕組みがすでに終わっているとさえ思うことがあります。

家族や学校、働き方、などなど。

 

だからこそ、わたしは、

今から彼が生きていく社会を幸せなものにしていくためには、「街」という概念を変えるのが一番早道だと思っています。

 

子どもたちの幸福のために必要なことは、三つあると考えています。

 

1「家族(特に母親)の幸せ」

→ここでは、カウンセラー的な相手の立場に寄り添った考え方ができる人を増やすことで、お母さんたちのケアができる人達がたくさんいれば良いと考えています。

それは、団体として、というより個人の在り方になってきます。

 

2「コミュニケーションの基礎知識」

→基礎的なコミュニケーションの考え方は、全ての人に学んで欲しい内容になります。小学校の必須科目にしてほしいくらいです。

だからこそ、セミナーやワークショップができる人を増やす必要があります。

 

3「コミュニケーションの絶対量を増やす」

→私は、幸福というものはコミュニケーションの総量に比例すると考えています。もちろん質も大切です。

子どもにとって大切なのは親だけでなく、余所の大人とのコミュニケーションも大切です。

具体的には、お祭りやイベント、コミュニティを増やし、大人と子どもの触れ合いの機会を増やすことなどがあります。

 

以上の三点が大切で、且つ、私ができることだと考えていますので、そんな団体を作っていきたいと思います。

 

我が子を幸せにするなら、彼のことを見るだけでは足りなくて、社会全体の幸福の話になるんじゃないかと思っています。

 

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そんな意味で、皆さんが、我が子が幸せに生きる社会を作っていくことは、きっと全ての大人たちにも幸せなことだと思うんですけど、どうでしょうか。そんな話です。

 

追記:新HPのアドレスが手に入ったので、そろそろ新しい動きを始めます!

依存と貢献のあいだ

実は密かにツイッターやってまして。フォロワーもいないんで、基本的にはネットの海に愚痴を投げ込んでばかりいるんですけど。

 

昨日のツイートをもう少し詳しく掘り下げたくてブログにしてみることにしました。

 

僕が考える「カウンセリングの到達点」みたいな話になるんですけど、我々ってなんのために生きてるんですかね。

 

今の僕が言えるところとしては、

自分のやりたいことをやり続け、それが誰かへの貢献になる。

ということが「生きる意味」だと思っているのです。

 

 

「意図」と「結果」をわけて考えてみる。

ここで、きちんと整理するために、「意図」と「結果」にわけて考えてみます。

 

「自分はこれがやりたい!好きなことをしたい!」というのが「意図」です。

 

「誰かの貢献になっている。」のが「結果」です。

 

カウンセリングの現場って、けっこうな割合で「自分の好きなことができるようになる」というのが、着地点になっているケースが多いと思うんです。

で、「やりたいこと」って何だろう。といって悩むわけですね。

 

でも、「本当にやりたいこと」って、心のブロックがあるからあんまり気づかないんですよね。

 

時には「結果」から考えることも必要かも。

逆に、自分は何が嬉しいのか、について考えていく方が近道な気がします。そこへ行くのを邪魔しているブロックを壊していく方が早いかもしれません。

 

僕の経験だと、何が嬉しいのかを考え続けると、だいたい、「世界人類が平和になりますように」みたいなところに行くことが多い気がします。

 

それって、お互いがお互いを思いやる世界で、その世界は、皆が他者に貢献しながら、幸せを感じる社会ですよね。

 

「貢献したい」という「意図」が、「やりたいこと」という結果に繋がりながら、人と人とがコミュニケーションをしていく中で癒されていき、想いが循環していく中で、自然と

やりたいことが貢献になる。

それが、僕にとっての、カウンセリングのある意味到達点なのかな、と考えています。

 

 

追記:で、誰かに依存していると、ブロックが外れにくいです。ゆるやかに少しずつ依存から自立へ、してもらう自分から、貢献する自分へ。自分への戒めとして書きました。これからもブロック外していこう。

もっと、「やりたい」ことは「やりたい」って口に出し、自分の意思で貢献することができる自分になろう。

 

 参考:「意図」と「結果」については、こちらの記事でも解説しています。思考のステージを上げ下げすることで、「意図」と「結果」を行ったり来たりすると、いろんなことが簡単に把握できます。


ちなみに『相変わらずなボクら』はこの中の9曲目。

IN THE LIFE

IN THE LIFE

 

 

自分の棚卸し③ 「やりたいことをやるということ」

 前々回からの続いている話です。

一応、完結編です。

 

第3章 やりたいことをやるということ

 少しずつ、自分の本当の気持ちで行動できるようになった私でしたが、そんな私のことを快く思わない人達もいました。私が自分らしく生きようとすると、それを抑えようとする人たちです。でも、その時、私はその人たちから離れることはできませんでした。「気にしてないよ?」みたいな顔を作り、でもやり場のない怒りを抱えていました。「自分はもっと自由に生きたい。でもいろいろなとりまく状況が難しくてできない。本当は自由になりたい!」と思っていました。

 

 そんな時、北九州創生塾というところでのファシリテーター養成講座に参加し、講師の渋谷健氏に「何、言い訳してんの?」と言われ、私は怒りました。会社に帰って椅子を蹴飛ばしました。しかし、考えてみると、その怒りは自分自身へのものでした。「やらない」自分に対しての怒りです。何に言い訳していたのかというと、「怖さ」です。居場所や収入を失うのが怖かったんです。自分が大切にしていた人を失うのが怖く、自分が好きに生きると死ぬかもしれないという勝手な怖さがありました。だから行動しなかったんです。できなかったのではなく。

 

その怖さの中で、私はどうしたらいいかわからなくなりました。それからしばらくの間、ただ怖さの中にいました。3か月くらい、そこに居続けました。するとある晴れた日、高速道路を走っていたとき、「塾の生徒だけでなく、全ての子ども達を幸せにしたいな~」という気持ちが降ってきました。

 

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私は、「あ、これだ!」と思いました。そして子ども達を幸せにするためには何が必要なのかを、考え始めました。もちろん完全な答えはでていません。とりあえずの今の私の答えです。

 

 子どもが幸せになるために、必要なこと。ひとつは、親がハッピーになること。全ての親が自分らしく生きることができるようになること。そのためには、心理カウンセラーなどの心のプロがたくさん増え、話を聴くことの枠を超えて、心の栄養について伝える人が増えることだと考えました。本当は、愛は空気と同じようにそこに既にあるもので、それに気づくだけでいいんです。私の母親は彼女なりに、私が望んだものとは違っていたにせよ、私を愛していたことには違いないんです。すべての親がそれに気づくことで、もっともっと子どもを愛せるようなるとわかりました。

 

 もうひとつは、親以外の大人とのコミュニケーションがとても大切だということ。みなさんにも経験がありませんか?駄菓子屋のおばちゃんにオマケをもらって嬉しかったこと。お祭りの時に良く知らない近所のおじさんからもらったアイスがとても冷たかったこと。学生時代に通っていたお店の定員さんの笑顔。そんな名前も良く覚えていないような人達とのコミュニケーションが、実は、私たちにとって心の栄養なんです。

 

 もっと心の栄養が街に増えてほしい。だから私は、イベントやお祭りがもっともっとこの北九州という街に増えてほしいと考えています。

 

 だから、「街に心の栄養を満たす」ために、生きていきたいと考えています。心理カウンセリングを学んだ会社は無くなりましたが、仲間は増えました。当たり前のように街に「心の栄養」が増え、当たり前のようにこの街に住む皆が、そこにある愛に気づく。

 

 そんなお手伝いをこれからもやっていきます。

自分の棚卸し② 「自分自身の、本当の気持ちに触れる」

前回の記事からの続きです。

自分のストーリを添削無しで綴っています。

 

第2章「自分自身の、本当の気持ちに触れる」

 次に私が直面した課題は「誰のために働いているのか」ということでした。当時までの私は、自分のため会社のため家族のために働いているとはとても言えない状況でした。妊娠中の妻に「生まれてくる子どもと塾の生徒どっちが大丈夫なん?!」と言われ、「塾の生徒達に決まってるやん」と答え、怒らせたこともありました。その時の私は、お客様のために働いていました。そういうと良さそうな印象を持つかもしれませんが、私は誰かのためにならないと自分に価値が無いと考えていました。それは、あたかも、母親に愛されないと生きていけないのと同じで、私は母親のために生きていたじぶんそのものだったのです。

 

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 私の母親は大変厳しい、母親で週に習い事を6日させられるような毎日を過ごしていました。私の教育方針を巡って父と母が良く喧嘩していたことも思い出です。苦手なことには集中力がほとんど発揮できなかったり、落ち着きが無かったり、運動神経が鈍かったり、すぐ落ち込んだりする私に、彼女もイライラしていたことでしょう。厳しく育てられている中で、塾選びや進学に関しても、彼女の言いなりになっていました。中学時代に塾を突然変えられたときは、泣いて怒りましたが無駄でした。しかし、母を亡くしてから、私に生きる方向を押し付ける人はいませんでした。でも、それまで私は自分自身の生き方を決めたことがほとんどなく、その結果、求められることの嬉しさのままに、顧客のために、塾の生徒達のために生きてきました。

 

 しかし、会社と顧客の間で迷ったとき、常に顧客の立場に立ち続けるような営業スタイルが、会社のためにも自分のためにも、そして顧客のためにも良いはずがありませんでした。そのしわ寄せの中で、同じことを繰り返してきたような気がします。あまり良い状況では無い会社に入り、そこそこの結果を出し、会社の文句を言いながら会社から心を離し、心をごまかしながら働く。そうして心の限界に気づかないまま、体は限界に近づいていました。塾を辞める頃、私は100キロ近い体重があり、血圧も高くなっており、整骨院に通う日々でした。しかし、カウンセリングを続け、母を失った悲しみを受け入れ、消化していく中で、私は徐々に「自分のために生きてもいいのかな?」という気持ちが芽生えてきました。

 

 そして、塾を辞め3年くらいたった頃、私は一冊の本に出会います。その頃、私はFMKITAQさんというところで「ラジオカウンセラー学院」という番組をしており、次の枠の時間で「関門独立共和国」という番組をしていたのが、門司港バナナマンこと秋武政道さんでした。そんな彼が一番初めにオススメしてくれたのが『ストーリー思考(著:神田昌典)』という本でした。仲間とその本を読みながら、本に従って一本の線を引きました。3日後の自分から今の自分に向って曲線を左手で。すると、2日目にとてもポジティブな線が引かれていました。

 

 2日後、知り合いの娘さんが中学3年生で、国語がとても苦手だということで、会って話をしてほしいということでした。作文の書き方を簡単に教え、あとはとりとめのない話を続けたような気がします。でも、彼女にはとてもためになったらしくて、とても喜んでいただけました。私はそれが、とても嬉しかったのです。相手のためにならなければいけない自分だった私は、「なんだ、私は誰かに何かを伝え、それを喜んでくれることが嬉しいんだ」とわかりました。

 

 そのことがわかった私は、自分が以前働いていた塾に行き、週2で講師をさせてもらうことにしました。自分の知っている技術と知識を伝え、喜んでもらうこと。これが自分のやりたいことなんだと、初めて気づいたのです。

 

 1年半くらいの短い間でしたが、ここでは生徒たちに多くを求めることなく「君たちは愛されているんだ」「君たちはどんな条件であっても合格していいんだ」ということを許可し続けました。それは私自身に言った言葉かもしれない、とも思います。

 

(続く)

自分の棚卸し① 「塾を辞める」の巻

7月1日に機密文章を処理して、本当の意味で会社を片付けた気がしました。

キツイ日々だったのですが、とても楽になった気がしました。

 

そして、7月2日に北九州創生塾というところで、マーケティングの1日講座に参加しました。

 

※北九州創生塾のFACEBOOKページはこちら。

https://www.facebook.com/souseijuku/?fref=ts

 

そこで、宿題として出されたのが、自分自身のパーソナルストーリーを作るということ。できるだけ詳しく書けと、A4に3枚は書けと、厳しく言われたので、頑張って書くことにしました。で、講師の先生が何度も添削してくれて、自分のパーソナルストーリーができる手はずになっています。

 

というわけで、ここでは、その手直しされる前の、ぐだぐだの自分自身の話を、何回かに分けてアップしたいと思います。ある意味、自分自身が受けてきたカウンセリングのストーリーそのものです。

 

というわけで、自分の話。

第1章。「塾を辞める」の巻

「頑張っているのに・・・うちの子は試験で結果が出ないんですよね・・・」

 

 私が中学生向けの学習塾で教室長をしていたとき良く聴いた、お母さんたちのセリフです。今まで中学生をトータルで1000人くらい指導してきましたが、私自身の一番の悩みでもありました。すごくすごく頑張っていたのに、「試験の当日に熱を出したり」「部活の試合前にケガをしたり」「本番前にやる気を急になくしたり」、そんな生徒たちがたくさんいました。

 

 中でも、ひとり、絶対に合格するだろうと確信していた生徒が不合格になった時、私は「このまま塾講師として続けても、同じことを繰り返すだけだな。不合格にさせてしまうだけだな」と思い、塾を辞めることにしました。

 

 いろいろどうしたら良いのか迷った結果、心理カウンセラー養成スクールで働きながら心について学ぶことにしました。営業や事務処理しながらコミュニケーション心理学や自分の幼少期の課題に触れる心理カウンセリングを学んでいく中で、私は自分自身の課題に気づいていきました。

 

 まずおかしいな?と気づいたのは、小さな我が子を見ているときでした。息子はとても可愛く、目に入れても痛くないという意味をかみしめている所でした。しかし、なぜか可愛いと思うたびに、何かいいようのない寂しい気持ちになるのです。夕暮れ、だんだんと暗くなっていくような物悲しさが私を包むのです。

 

 学びながら自分を見つめていく作業の中で私は気づかされました。これは親を亡くした悲しみなんだと。私は20代の頃に両親の無くしているのですが、長男だったこともあり、とても大変でした。忙しさにかまけて悲しめていなかったんだと。初めてそれに気づいた日、私は泣きました。もう両親を亡くして10年以上経っていたにもかかわらずたくさん泣きました。

 

 帰り道、空を見上げると、何か世界が明るくなったように感じました。世界が輝いているように見えたのを強く思い出します。 

 

 そして、家に帰り息子を胸に抱いたとき、その寂しさは消えていました。我が子はとても生命力に溢れ、強く愛されるために生まれてきた存在であると感じました。もしかすると、本当に子どもを愛せるようになったのは、この時かもしれません。そして、その時息子に感じたことは、自分に感じていたのかもしれない、とも、思います。

 

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(続く)

 

 

北九州で機密文書を処理してきたよ!

会社を先日閉めたんですが、たくさんの個人情報が残っていました。

中でも本当に漏れたらやばい書類が段ボール5箱。その処理に大変困っていたので、「機密文書 処理 北九州」で検索してみたところ、実際の処理現場が見れるというところがあり実際に行ってきました!

北九州で個人情報の処理に困っている人にオススメです!

今回伺ったのはコチラ↓公式ホームページもご確認ください。
九州製紙の機密文書溶解リサイクルシステム


まず入り口がわからないので注意

10分前くらいに着けば十分だろうとグーグルマップで調べながら行ったのですが、グーグルマップではどうしてもたどり着けないというアクシデント。

電話して詳しく聞いたところ、洞岡門(くつおかもん)というところから新日鉄ゾーンに入らないといけないとのこと。

おお、いきなり冒険の匂い。
北九州の民であれば誰もが知っているあそこに、ついに足を踏み入れる時が!
と変なテンションで移動。


来た!ここが洞岡門。
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社名、顔写真入りの身分証明書、電話番号などを受付で記入し、入構証をゲット。

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同行する全員の身分証明書の提出が必要となりますので、免許が無い人間は入れませんね。子どもは連れてこれません。残念。


広大な敷地をひた走ります。

敷地内なのに踏切を3回も超えて進みます。

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おお!見えてきました!
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まずは事務所にご挨拶。
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そして、外の計量器で、車ごと重さを量ります。

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帰りにも重さをはかり、その重さの差で値段が決定する模様です。



工場の中へ書類の山を運びます。

ゴゴゴゴ・・・・。
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案内された2番ゲートへ・・・。


工場の写真はNGとのことなんで、公式HPの画像でお楽しみください。

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九州製紙公式HP:リサイクルシステムの流れ


この目で溶けるのを見るまでは信用できない!

お客様からお預かりした、大切な個人情報ですもんね。この目で確かめたいという方も多いと思います。
実際に紙が溶けるのは、別室のモニターで見ることができます。

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エアコンも効いて飲み物も用意されており、大変快適な部屋です。

外は30度を超える暑さでしたので、ここはもはや天国です。

ベルトコンベアーをゆっくり上がっていくので、一時間ほどかかるとのこと。
ここは当然溶ける瞬間を見たいですよね。

うちの段ボールがベルトコンベアーを上がっていく様をお見せできないのは大変残念ですが、モニターの画像は撮影してもいいとのこと。

こんな感じですね。
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45分くらい待ったところで、キター!

うちの段ボールが落ちた!
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サヨナラ~!
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というわけで、無事にうちの個人情報たちは溶けていきました。


溶けた紙はトイレットペーパーにリサイクルされるそうです。
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エコに興味ある方はぜひ買ってみてはいかがでしょうか!


でも・・・、お高いんでしょ?

そう、気になるのはお値段ですよね。
運送会社さんのサービスを利用すると、ひと箱1000円以上しますからね。

結局、5箱80キロほどの紙を処理していただきました。
引き取りサービスなら8000円近くする感じですが・・・・。

その気になる結果は!

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驚きの800円足らず!激安!

もう叫びたい!

いや~これはオススメですね。

格安&工場見学付き!

ちなみに依頼すれば≪溶解証明書≫というものも発行されます。
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これで、安心ですね。

北九州で個人情報などの機密文章の処理に困ったら、ぜひご検討ください。

なかなかにエンターテイメントでした。

自分のルーツを探す旅。そしてカタルシス。~読書:『また会う日まで』(著:ジョン・アーヴィング)

高校生にオススメしたい、本を読む素晴らしさ

やっぱり読書って面白いなあと思うのは、昔、読んだ本の中にも、何度も読み返したい本もあれば、お気に入りのシーンだけを何度も読みたいものがあるからです。

 

世の中には素晴らしい物語がたくさんありますが、何十回も読む本というのは、そんなに多くはないのでは。

 

って、1000年前の随筆みたいな話(枕草子とか徒然草みたいな)になっていますが。

 

人生で一番読み返したのはこれ

おそらく一番何度も読み返しているのはこれです。

はっきり言って、どのページどの文を読んでも素晴らしいの一言。村上春樹さんの小説やは大好きですが、この訳だけはオススメしないです。個人的には、ですよ。

 

 

今回は、お気に入りのシーンについて。

情景だけで言えば、僕が一番気に入っているシーンがあります。

その本は、恥ずかしながら自分で持っていないのですが、近くの図書館にあります。

福岡県の人口2万人くらいの街にある小さな図書館で、おっさんがこの本を読みながら涙ぐんでいたとしたら、それは確実に僕です。

この本です。

また会う日まで 上

また会う日まで 上

 

 

自分のルーツを探る話がメインで、僕にとっては、この『ムーンパレス』の話とシンクロするものがあります。あと、僕自身はあまりネガティブな物語が好きではないのですが、なんとなくポジティブな要素が多く含まれているのも、好きなところです。

これもオススメです。

 

あらすじ

逃げた父は、教会オルガニストにして全身楽譜の刺青マニア。
跡を追う刺青師の母と幼子が、北海の港町を巡ってゆく。
父を知らない息子は年上の女たちに溺愛されながら成長し、
やがてハンサムな映画俳優に――。

ってあらすじが 新潮社のサイトに。このあらすじだけでゾクッとしますね。

訳者インタビュージョン・アーヴィング『また会う日まで』(上・下)

(ほとんどネタバレないけど、訳者インタビュー読むのは、本編読んだ後のほうがいいかも。)

 

ラストシーン

話の流れとしては、映画で言うところのロードムービー的な感じなので、主人公であるジャックが子どもの時、大人になってから、様々な街を巡っていくような物語になります。

 

そして最後の街で、音楽のイメージと共に、私はいつもぐっと涙を堪えているのです。

いや、むしろ泣いているのです。そしてとても浄化されたような気持ちになります。

カタルシス。 

 

小説なのに、音楽のイメージ?と思われるかもしれませんが、その音楽をイメージさせる技術が、さすがジョン・アーヴィングなわけです。何度も何度も、物語の中でその音楽をイメージさせるんですね。

 

文字や言葉で、音をイメージする

これ、教会のオルガンなんですが、どんな音なのか、イメージできますか?

 

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もし、イメージできない中学生や高校生は、ある晴れた日にどこか結婚式場の横を通りかかった時に耳を澄ましてみましょう。日曜日の11時くらいがいいかもしれません。

きっとオルガンの音が聞こえてくるはず。そしてその音がとても大きく聞こえてきたら・・・と想像してみてください。

 

ちょっとでもイメージできたあなたには、超オススメの作品です。

また会う日まで 下

また会う日まで 下

 

 ちなみに下巻はこれ。

 

高校生に・・・と書きましたが、大人にこそ読んでほしい物語です。

自分自身を見つめる旅に、ジャックと一緒に出てみませんか。

きっと自分自身をもっと大切に思えるはずです。